関西鹿児島県人会総連合会が主催する鹿児島ファンデーという、地域イベントのボランティアに参加してきました。このイベントでは毎年、鹿児島の魅力を地域の人々に伝えようと様々な催しが行われます。ゲストの演歌歌手の歌を背景に、観光コーナーや名産品コーナーなど、鹿児島県の素晴らしさを存分に味わうことができます。我々、第一学院高等学校京都キャンパスからは在校生、卒業生合わせて１６名の有志が集まってくれました。名産品店のお手伝いや、会場に集まった子供たちと一緒に遊ぶなど、様々なボランティア活動に参加させて頂きました。
2015/4/19
計画・進捗
このボランティアに参加することによって、自発的に行動することを学んでほしいです。また、進路に悩む在学生に参加してもらうことにより、将来設計の指針となります。３月から告知をはじめ、実施しました。
事前打合せ・事前学習
告知をしたのち、参加希望者には、事前にどのコーナーに参加したいのかアンケートを実施しました。昨年度参加した卒業生も申込みしてくれました。生徒の中には保育士志望者もおり、子供たちと触れ合うことが好きで、キッズコーナーでのお手伝いがしたいと手を上げてくれる人もいました。
当日の様子
４月１９日日曜日の朝に京都駅に集合し、会場となる京セラドーム大阪に向かいました。当日は天候にも恵まれ、３万人以上の方が来場されました。会場は演歌のステージをメインに大盛況で、鹿児島の名産品も数多く出店されていました。第一学院高等学校京都キャンパスからのボランティア活動としまして、会場内に設置された来場者のお子様が楽しめるコーナーで子供たちと一緒に遊んだり、名産品店のお手伝いをさせていただきました。
また、航空会社ＪＡＬ様には毎年お声がけを頂き、ご来場された方々へのチラシ配りなどを手伝わせて頂きました。こういった機会が無ければ経験できないようなことがたくさんありました。初めての経験で最初は戸惑うこともありましたが、作業になれてきた生徒たちは多くのことを学ぶことができました。今回のボランティアを通して、生徒達は皆、ひとまわりもふたまわりも大きくなったと感じました。
事後学習
事後学習では参加生徒に振り返りをしてもらいました。
私は鹿児島ファンデーに２年連続でボランティアとして参加しています。現在は専門カレッジ保育コースで保育士の資格を取るために勉強を頑張っています。
このようなボランティアに参加するようになったきっかけは、子供が好きで子供の面倒を見るキッズコーナーのお手伝いをしたいという気持ちがあったからです。初めは子供の面倒をしっかり見ることができるのか心配でしたが、徐々に慣れてきて、たくさんの子供達の動きに目配せもできるようになりました。また、大きなバルーンドームでたくさんの子供達が一斉に遊んでいたりするので、十分な気配りが必要で、その責務の大きさを実感しました。とてもやりがいのあるボランティアでした。このボランティアを通して、私自身も大きく成長できたと思います。これまでは気になったことにしか注意がいかなかったけれども、誰かのために私にもできることもたくさんあるのだと知って、ボランティアに大きなやりがいを感じています。また、鹿児島ファンデーを機会に、地域の様々なボランティアに積極的に参加するようになりました。直近では、地域のお祭りのボランティアにも参加しました。鹿児島ファンデーにはまた来年も参加したいです。
所感・振り返り
鹿児島ファンデーには毎年参加してくれている生徒がたくさんいます。今回のボランティアを通して、誰かのためにできることはたくさんあるということを学んでくれたと思います。感想文には、子供たちと接することができて楽しめた、アルバイトの経験は無いけれど、一生懸命お手伝いができたといったことをたくさん書いてくれていました。今後も、自発的に様々なボランティアに参加してくれることを期待しています。
協力者・生徒の声
協力者の声
お弁当、お茶の販売を第一学院京都キャンパスの皆さんに手伝ってもらいました。最初は大丈夫かなと思いましたが、作業に慣れてきて、来場者の人達にも積極的に声掛けをしてもらい、お店のことをアピールしてもらいました。この学校の生徒さんには毎年お手伝いしていただいて、大変助かっています。また、私たちお店側も、生徒さんからたくさんの笑顔と元気をもらうことができました。
生徒の声
私はキッズコーナーをお手伝いさせて頂きました。子供たちと安全に十分注意し、一緒に楽しむことができました。忙しくて大変でしたが、子供たちの笑顔を見れて、いっぱい元気をもらうことができました。貴重な体験ができてよかったです。私は高校３生で来年は卒業していますが、また来年も参加したいと思っています。
実施校・参加者
第一学院高校京都キャンパス
男子７名、女子９名