甲府キャンパスでは昨年度から地域の商店・企業が協賛する「甲府大好き祭り」に出店しています。今年も楽しみながら準備を進め、祭り当日は地域の方々と交流を深めることができ、地域ボランティアを通じて他者貢献の気持ちを学びました。
ボランティア実施日：2014/10/18
計画・進捗
9月に地域ボランティアとして、「甲府大好き祭り」参加を計画しました。地元の商工会や企業、商店主さん、また地域の方々と交流する機会がより増えればと、出店という形での参加にしました。
事前打合せ・事前学習
祭りを2週間後に控えた10月初めから準備に取り掛かりました。当日お店で売る予定のポップコーンと綿菓子の看板を協力しながら作成しました。どのような看板がふさわしいか、レイアウトや色などをみんなで相談し、助け合いながら和気あいあいと作業を進めました。
また、お店に立つ時の注意事項や同じ出店仲間である地域の方々への挨拶、マナー、気遣いなどを確認しました。
当日の様子
10月18日（土）、9時頃から会場に入り、設営等の準備を始めました。10時の祭り開始と同時に、親子連れや学生などが来て、生徒たちは笑顔で対応していました。初めは恥ずかしそうにしていた生徒も次第に緊張が解け、「いらっしゃいませ！」、「どうぞ！」と大きな声を出してお店を盛り上げていました。「笑顔で綿菓子を受け取る子どもの顔を見ると、私もうれしくなる」、「初めての経験だったが、とても楽しい！」などの声が聞かれ、楽しんで取り組んでいる様子が窺えました。また、祭りの後片付けを率先して行う姿が印象的でした。
事後学習
祭り終了後の振り返りでは、参加生徒それぞれが学んだことや感じたことを伝え合い、「楽しかったです。お客さんたちから元気をもらいました」、「地域の人たちと立場や年齢を超えて交流を持つことができ、勉強にもなった。また参加したい」、「お店同士の触れ合い、お客さんとの触れ合いが持て、うれしかった。」などの感想が出ました。
また、後日、生徒たちのこのような声を伝えようと、隣りにお店を出されていた商工会の方に、職員がお世話になったお礼のご挨拶に伺いました。地域でのつながりが深まった良い機会となり、来年度以降も参加していきたいと思いました。
所感・振り返り
今回の地域ボランティアで地域の方々との触れ合いから、気配りやマナー、あいさつなどを学び、地域貢献・他者貢献の気持ちを実感できました。また、出店の方々が明るく笑顔で仕事に取り組む姿が印象的だったようで、職場体験としても良い機会だったと思います。これからもこのようなボランティア活動を通して、生徒の他者貢献や社会貢献をサポートしていきたいと思います。
生徒の声
・今回の祭り参加では、お客さん、出店仲間地域のみなさんの笑顔やパワーに自分たちの方が元気をもらいました。自分もまわりの人を元気付けられる人になろうと思いました。
・みんなで協力し合い、助け合って行動することを学んだ。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校（甲府キャンパス） 1～3年次生
男子7名、女子13名