農業から食に関わる仕事について学ぶ(岐阜県・高校生)

毎年お世話になっている、自然農法で作物を育てている山田さんの畑へ行き、農業体験を行いました。食育の話と農作業体験を通して、食に関わる仕事のやりがいや魅力を感じることができました。

 

職場観察実施日:2014/10/28

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計画・進捗

農業のどこに苦労があり喜びがあるのか、また、「食べる」ということがいかに人間にとって大切なことかを学んでもらうため、農業を通して健全な食育活動を広めることに尽力している山田克巳さんに、食育の講座と農業体験の依頼をしました。 

事前打合せ・事前学習

事前学習では、質問事項を考え、訪問前のマナー(挨拶と態度など)を確認しました。


当日の様子

10月28日(火)10時に集合し、市バスで畑まで移動しました。

まずは、食育講座。添加物の入った食べ物は危険であること、コンビニやスーパーで売っているカット野菜も良くないこと、自然農法で作った野菜を食べようというお話を聞くとともに、山田さんが育てた玄米のおにぎりや自家製のお茶をいただきました。

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その後に収穫体験。稲刈りのお手伝いをしました。 丁寧に一株づつ刈り取り、束ねて干す。とても大変な作業でした。 

食育についてのお話を聞きました。
食育についてのお話を聞きました。
束にして干します。
束にして干します。
一株づつ刈っていきます。
一株づつ刈っていきます。
ありがとうございました。
ありがとうございました。

事後学習

山田さんにお礼の手紙を書きました。また、今回体験したことや学んだことをまとめて、後日発表する予定です。

所感・振り返り

普段何気なく食べているものでも、収穫までにはいろいろな苦労があります。 それを実際に体験することで、食の中でも「生産」に関わる農業の仕事のやりがいや魅力を感じられるいい経験になりました。 

今後も続けて農業に関わっていけるように、農業体験を行います。また、同じ「食」でも調理をする調理師の仕事観察にも行く予定です。

協力者・生徒の声

協力者の声

コンビニやスーパーで買ったものをただ食べるのではなく、その食品がどうやってできたかにも興味を持って、食べ物を選んで欲しい。食や農に興味を持つきっかけになったら嬉しいです。


生徒の声

無農薬で作物を作る大切さ、重要さを学びました。体験では、稲刈りをさせていただいて、重労働であり、農業をする人がどれだけ貴重なのかがわかりました。お話も体験も楽しかったです。


実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(岐阜キャンパス)

男子4名、女子4名