四日市中消防署見学・救命救急講習(三重県・高校生)

「もし、目の前で誰かが倒れたら、あなたはその人を救うことができますか?」救急車が到着するまでの間、的確な応急手当をすることができたら、その大切な命を救える可能性が高くなります。もしもの時に役に立てるようにと、四日市中消防署で救急救命講習を受講してきました。

 

職場観察実施日:2014/9/25

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計画・進捗

夏休み中に、生徒がそれぞれ自宅からの避難経路と人工呼吸の方法、自宅近くにあるAEDを調べました。AEDの使用について自分で調べたり見たりすることはできましたが、実際に体験することが重要だと思い、見学を兼ねて消防署に救命救急講習の申し込みをしました。


事前打合せ ・ 事前学習

9月1日に、四日市中消防署を訪問し、消防活動や救命活動のお話を伺えるようにお願いしました。また、消防署の仕事を観察し、救命救急講習とAEDの使用方法をしっかり身につけられるよう、事前学習を行いました。

当日の様子

9月25日、消防署を訪問。すぐに署内と救急車の見学を行い、四日市の救急車の発動状況や救急車を呼ぶ時の注意を教えていただきました。次に、心肺蘇生やAEDの使い方などを教えていただき、大切な人や家族の命を守るための知識と技術を学びました。最初は少し恥ずかしがっていた生徒も、心肺蘇生の方法を何度も繰り返し学んでいくうちに真剣に取り組み、貴重な体験となったようです。



事後学習

今回の救命救急講習で学んだことをまとめたものを、10月24日に行うキャンパス祭で発表する予定です。

所感 ・ 振り返り

受講後、「いつ、どこで人が倒れても、今日習ったことが使えると思うので良かった」、「もしもの時、どう対処すれば良いかがわかった」、「命に関わることを教えていただけて良かった」などの感想が聞かれました。この先のもしもの時に、今日の体験を活かして落ち着いてしっかり対応して欲しいと思います。

協力者の声

最初は恥ずかしがっていたようですが、だんだんしっかり取り組めるようになり、真剣な様子が伝わりました。今回の経験を活かして、万が一の時に、とっさに動けるようになって欲しいと思います。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(四日市キャンパス)

男子17名、女子4名