フットサル部 沿道清掃活動(愛媛県・高校生)

8月20日、第一学院のフットサル中四国大会の前日に、学校から練習場までの沿道を清掃する活動を行いました。地域に貢献するために、落ちている空き缶やタバコの吸殻などを集めて分別しました。生徒たちが主体的に役割分担や流れを決めて行いました。

 

ボランティア実施日:2014/8/20

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計画・進捗

フットサル大会に向けての練習の集大成として、地域社会への貢献を形で表現できないだろうかと考え、沿道の清掃活動を行いました。また、清掃活動を通して、環境保全の意識や地球市民として守っていかなければならない最低限のモラルを構築していくという意図もあります。

事前打合せ ・ 事前学習

8月6日にお盆前のフットサルの最終練習を行い、生徒とどのような活動をしていくのか話し合いました。清掃場所を決め、チームキャプテンの生徒を中心に役割を分担しました。

当日の様子

8月20日の15時頃から清掃活動を開始しました。まず、校舎前に落ちている大きなゴミから小さなゴミまで丁寧に拾って回収しました。次に、道なりに清掃していき、回収後は分別も行いました。ゴミを回収をしている間、生徒からは「こんなに汚れていたんだな」という驚きの声や、「ポイ捨ては絶対しては駄目だし、許してはいけない」といった声もあがっていました。活動後、フットサルの練習を行ったところ、「清々しい気分でフットサルができる」というような声も聞かれ、有意義な時間を過ごすことができた様子が窺えました。

校舎周辺のゴミ回収の様子1
校舎周辺のゴミ回収の様子1
校舎周辺のゴミ回収の様子2
校舎周辺のゴミ回収の様子2

事後学習

振り返りで、「一人ひとりがもっと環境を意識して行動することの重要性を学んだ」と話す生徒は、例え小さなゴミであっても粗雑に所定の場所以外に捨てたりしないことを約束し、ポイ捨て等に気づいた時には見てみぬふりをするのではなく、片付ける勇気を持つことがとても大切であるという考えが芽生えていました。

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今回はフットサル部のみの活動となりましたが、「今後は人数も拡大させ、範囲も広げていき、地域に貢献しなければならない」と述べる生徒もいて、環境美化に留まらず、社会に生きる一員としての自覚を持つ契機となったようです。

所感 ・ 振り返り

清掃活動をして街をきれいにすることは大切であるという意識がより明確になったのはもちろん、地域社会へ貢献することが喜びにつながると感じられた点でも大変有意義な活動になったと思います。今後は一部の生徒だけでなく、校舎全体に活動が波及し、松山キャンパスの一つの文化として根付かせていくことを願っています。

生徒の声

活動するまでは、正直なところ「面倒だな」と思っていましたが、実際にやってみると自分たちの手で街がキレイになっているという気持ちが生まれて、それが喜びへと変化していくのを実感することができました。今度は校舎のみんなが参加する形で活動できるといいなと思います。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(松山キャンパス) 3年次生

男子5名