今回、茨城県高萩市にあり、26年にわたって市民の健康増進に貢献されている「オーシャンスポーツクラブ」様にご協力いただき、サービス業としてのスポーツインストラクターの仕事体験をさせていただきました。
職場観察実施日:2014/7/10
計画・進捗
6月2日(月)に訪問させていただき、ベテランのスポーツインストラクターの方に、サービス業としてのインストラクターの取り組みについてご紹介いただくお願いをしました。今回の職場体験を通して、「働くことの意義」や「社会との関わり、人のために尽くすことの大切さ」を知ることを目的としました。
事前打合せ ・ 事前学習
事前学習では、下記の項目について考え、確認しました。
①職場体験する目的 ②訪問前の注意事項(身だしなみ、表情、態度、姿勢、あいさつ) ③職場体験する心構え ④訪問先企業研究 ⑤質問事項の事前検討
当日の様子
7月14日(月)に訪問。インストラクターの平田さんからオーシャンスポーツクラブのサービスや自身の担当業務について紹介をいただきました。その後、説明を受けながら、館内のジムやスタジオ、プールを見学させていただきました。サービス内容を理解した上で、実際にジムでトレーニング機器を使用して運動をしました。そこで指導の様子を見せていただきました。
平田さんがリラックスした雰囲気を作ってくださったおかげで、終始楽しく笑顔で体験をさせていただきました。最後に、事前に用意しておいた質問をさせていただき、あっという間の2時間の職場体験が終わりました。
事後学習
実施後、校舎に戻り、生徒に下記の項目内容について考えてもらいました。
・平田さんの言葉で心に残ってること
・気づきの報告①<「働くことの大切さ」について考えたこと>
・気づきの報告②<「社会と関わり、人のために尽くすことの大切さ」について考えたこと>
・気づきの報告③<この体験を受けて、今後の自分は?>
その場で生徒のコメントをパワーポイントの報告書にまとめました。
その上で、お礼の手紙や感謝状を作成しました。7月14日に再度、オーシャンスポーツクラブ様を訪問し、お世話になった平田さんに手渡しさせていただきました。
所感 ・ 振り返り
生徒たちは、社会で人の為になる仕事をしている方のお話を直接伺うことで、自分の進路について改めて考える機会を得ることができたように思います。すべての仕事は、人と人とのつながりで動いていること。働くとは「ハタを楽にすること」と言われていますが、ハタ(周りの方々)を楽にするためには、相手の気持ちを把握して行動することなのだと、生徒たちはインストラクターの平田さんのお言葉から実感できていたように思います。
協力者 ・ 生徒の声
若い高校生たちと接することで、自分の高校生時代に進路について考えていた頃を思い出すことができて、今の職業を選んだ理由をあらためて思い返すことができたような気がします。
オーシャンスポーツクラブ
インストラクター
平田 仁さん
・実際に今、接客のアルバイトをやっているので、今回伺ったお話は大変役に立ちました。(接客業のコツとして、お客様の気持ちになることの大切さの実感)
・人の役に立つ仕事への興味、関心をさらに高めることができました。
協力先名・URL
オーシャンスポーツクラブ
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校(本校通学生) 3年次生
女子2名