ボランティア活動~デイサービスセンターでのお手伝い~(山梨県・高校生)

今回、甲府キャンパスから歩いて15分ほどのところにある、サテライト尚古園デイサービスセンター様にてボランティアを体験しました。デイサービスでのボランティアは初めてということもあり、最初のうちは緊張していた生徒たちも、お年寄りの方の笑顔や気さくな人柄に触れていくうちに次第に打ち解け、とても楽しい雰囲気での体験となりました。また、職員の方の笑顔やさりげない気配りに助けられ、人とのつながりや優しさを学べた良い機会となりました。

 

ボランティア実施日:2014/8/26

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計画・進捗

7月頃から、社会貢献の気持ちを学ぶ機会をと考えており、地域のボランティアセンターに相談したところ、ボランティアコーディネーターの方がデイサービスのお手伝いを薦めてくださいました。そこで、医療、福祉関係の進路を希望している生徒を中心に、8月26日のボランティア活動を計画しました。

事前打合せ ・ 事前学習

スケジュールと内容の説明。緊張気味の生徒たち
スケジュールと内容の説明。緊張気味の生徒たち

8月26日(火)ボランティア体験当日、出発前に参加生徒で集まり、これから訪問する施設の説明やお年寄りの様子、また、挨拶の重要性を確認しました。施設到着後は、職員の方と打ち合わせをし、活動内容やスケジュールの説明を受けました。

 

 


当日の様子

8月26日(火)、サテライト尚古園デイサービスセンター様に到着。入り口では職員の方々が温かな笑顔で迎えてくださいました。スケジュールや活動内容の説明後、おじいちゃんおばあちゃんの前で自己紹介をする頃には、生徒たちの緊張はピークに。

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しかし、お風呂上りに髪を乾かすお手伝いや、おじいちゃんおばあちゃんと楽しく会話をしていくうちに次第に笑顔になり、笑い声があふれ、良い雰囲気で活動することができました。午後、戦争の体験談を聞く場を設けていただき、生徒たちは当時の状況に驚きながらも真剣に聞いていました。今回は、戦争を生き抜いたお年寄りから元気とパワーをいただいたボランティア活動でした。また、生徒から、「お年寄りをさりげなく気遣い、いつも笑顔で明るい職員の方々の姿が印象的だった」、「自分の進路を考える上でとても参考になる体験だった」との声があがりました。職員をはじめ、利用者の方々の優しさや気遣いから、他者貢献や思いやりの気持ちを学んだようです。

熱くないように・・・気を付けながらのドライヤー
熱くないように・・・気を付けながらのドライヤー
おばあちゃんから元気をもらいました
おばあちゃんから元気をもらいました

戦時中の体験談を聞いて真剣な表情の生徒たち
戦時中の体験談を聞いて真剣な表情の生徒たち

事後学習

作成したお礼のメッセージ
作成したお礼のメッセージ

ボランティア終了後の振り返りでは、参加生徒それぞれで学んだことや感じたことをまとめ、お世話になった尚古園様にお礼のメッセージを作成しました。

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「楽しかったです。こちらが元気をもらいました」、「職員の方やおじいちゃんおばあちゃんがみんな笑顔でうれしかったです。ありがとうございました」、「福祉の仕事にも興味がわきました」、「とても楽しいボランティアでした。職員の人たちが心地よい雰囲気作りに努力しているからだと思います」など、様々な感想と共に職員の方や利用者の方への感謝の気持ちを書き記していました。

後日、職員の方たちにお礼メッセージをお渡ししたところ、内容をご覧になってとても喜んでくださいました。

 

所感 ・ 振り返り

今回のボランティアで生徒たちは、人のために行動することが結果自分も幸せな気持ちになると実感できました。また、施設職員の方が笑顔で気配りしながら仕事に取り組む姿が印象的だったようで、職場観察としても良い機会だったと思います。これからもこのようなボランティア活動を通して生徒の他者貢献、社会貢献をサポートしていきたいと思います。

生徒の声

今回のボランティア活動では、おじいちゃんおばあちゃんの笑顔やパワーに自分たちの方が勇気づけられました。「ありがとう」と言れてうれしかったです。また、スタッフさんが常に笑顔で仕事をされていてこちらまで気持ち良くなりました。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(甲府キャンパス) 1・3年次生

男子2名、女子3名