アースディちば ~エコを自分たちの手で~(千葉県・高校生)

5月18日(日)に千葉市の稲毛海浜公園でエコをテーマにおいた「アースデイちば」が開催されることになりました。日頃お世話になっている近隣のカフェ・アイノワさんも焼き菓子のお店を出店するそうで、アイノワさんからコラボしてみませんかというお誘いがありました。アースデイの趣旨を理解した上で、私たちにできることは何かを考えるところから始めました。

 

ボランティア実施日:2014/5/18

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計画・進捗

テーマはエコです。そういえば昨年体験学習で作った和紙が学校に残っています。これを使って何かできないか考えたところ、いくつかのアイデアが出ました。和紙は加工が難しいのでシンプルなものにすることにしました。まずは封筒と便箋の組み合わせでレターセットを作ることにしました。当日の参加者予定者が集まって封筒作りに励みました。手作りならではの個性的なレターセットがみんなの手で出来上がりました。

事前打合せ ・ 事前学習

カフェ・アイノワさんを訪問して、商品の説明やお店のコンセプトなどをお話いただきました。卵やバター、白砂糖を使わないやさしいお菓子であることやお客様のニーズを伺い、店頭での動きや接客パターンを練習しました。

当日の様子

5月18日、まるで真夏のように強い日差しの中、会場にはたくさんの人が集まり、「アースデイちば」が開催されました。テントにいるものの日に焼けるのが必至。最初、お客様との会話はぎこちないものでしたが、時間が経つにつれ説明が上手になり、レターセットの由来や第一学院高等学校のボランティア活動についてもお伝えすることができました。アイノワさんの売上はうなぎのぼり、そして用意したレターセットも品切れになる盛況振りでした。皆さんのおかげでたくさんの募金も集まりました。

手漉き和紙はこうして作りました
手漉き和紙はこうして作りました
広い会場の稲毛海浜公園
広い会場の稲毛海浜公園

アイノワさんの店先です
アイノワさんの店先です
お客様とふれあい中です
お客様とふれあい中です


事後学習

翌週、アイノワさんが校舎にお越しになり、お礼の言葉をいただきました。生徒たちは「アースデイちば」で感じたこと、身につけたことをホームルームで発表しました。集まった募金は千葉駅北口ボランティアの資金として寄贈することになりました。

所感 ・ 振り返り

ボランティア活動には定期的に参加している生徒たちですが、「アースデイちば」で多くの方々と触れ合うことができたのはとても得がたい体験でした。また、自分たちで作ったレターセットでエコを考えることができたのは、環境問題に興味を持ついいきっかけになりました。今度は、出会った方々を校舎での行事にご招待したいと思っています。

協力者 ・ 生徒の声

<協力者の声>

レターセットを準備していただいた上に、お客様に笑顔で接してくれてありがとうございました。エコを意識できた一日でしたね。この後も一緒に何かやってみたいですね。

<生徒の声>

最初はとても緊張して声が出ませんでしたが、少しずつ勇気を持ってお客様や周囲の参加者とお話ができるようになりました。ありがとうと言われてとてもうれしかったです。真っ黒に日に焼けてしまいましたが、楽しく満足な一日でした。


実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(千葉キャンパス)

女子8名