名古屋経済大学キャリアセンター様のご厚意により、キャリアセンターのセンター長である、代田義勝教授にお越しいただき、キャリアデザイン講座を実施しました。「自分は何に向いているのか」、「どんな進路を視野に入れていくべきか」について考えました。
しごと講話：2014/6/19
計画・進捗
第一学院高等学校では、「将来設計」という授業で自分のキャリアについて考えます。また、名古屋キャンパスでは、キャリア講座を定期的に開講しています。今回は、「キャリア教育」を研究している地域の方にお越しいただき、いつもとは一味違った「キャリア教育」をしたいと考えました。
事前打合せ ・ 事前学習
＜事前打ち合わせ＞
6月5日（木）、電話にて打ち合わせを実施。大学で行っているキャリアデザイン講座を触れさせていただきたいと伝えました。
＜事前学習＞
6月17日（火）午後、映像配信で、本校のキャリアカウンセラーの先生による「キャリア教育」授業を視聴しました。
当日の様子
6月19日（木）午後、代田義勝教授（名古屋経済大学 キャリアセンター センター長）によるキャリアデザイン講座を実施。前半は、「ジョハリの窓」など、私たち第一学院高等学校でも行っているものを使用して説明をされます。後半は、別のキャリアデザインの手法を使って、「自分が何に向いているのか」、「どんな選択をして生きていくのか」について話されます。グループで話し合い、それぞれ自分のことを考える時間が設けられました。いつも行っているキャリア講座とは一味違った内容に、生徒たちも新鮮な印象を受けたようです。
事後学習
終了後、ワークシートに感想や意見を記入。代田さんも生徒の発表を聞いてくださいました。
＜ワークシートの意見・感想＞
・「私は漠然と医療職に就きたいと思っていましたが、自分のテーマ、キャリアビジョンを代田先生から渡された用紙を使って考えることで、より明確になりました。また、自分の能力が職業に活かせるか不安でしたが、考えてみると、長所である一つの物事に対する集中力も、注射（看護師になる場合）に活かせることが分かりました。自分を振り返る良い機会になりました」（2年生女子）
・「キャリアデザインは、職業人生の設計だと分かった。これから、キャリアアンカー、キャリアビジョンとともに、少しずつ創造していけたらと思った。キャリアアンカーをもとに自分の歴史を振り返り、テーマやキャリアビジョンを考えることができた。これを実現するために、今から考えて毎日を過ごしていきたい」（2年生女子）
・「キャリアデザイン講座を受けて、どのような手順で人生をデザインしていくのかを知って、整理することが大切だと思った。未来のことばかりを考えるのではなく、自分の過去を振り返って、自分の考えを大切にしたいと思った」（2年生女子）
所感 ・ 振り返り
外部の方にお越しいただくことで、いつもとは違ったキャリア講座になりました。これからも学校の職員によるキャリア講座とそれ以外を開講することで、生徒たちに様々な視点や考え方を持ってもらいたいと思います。
協力先名・URL
名古屋経済大学
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校（名古屋キャンパス） 1～3年次生
男子6名、女子7名