JR千種駅周辺クリーンアップ大作戦(愛知県・高校生)

校舎近くにあるJR千種駅周辺の清掃ボランティアをグループに分かれて実施しました。

 

職場観察実施日:2014/5/16

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計画・進捗

日頃、通学で使っている生徒も多いJR千種駅。その駅前や駅周辺を、朝みんなで清掃活動ができればと考えました。「無理をせず」「できる範囲で」を心がけました。

事前打合せ ・ 事前学習

5月16日の朝、グループに分かれて、担当地域や活動内容を確認しました。「たとえゴミでも、危険なものと考えられるものには触れない」、「できる範囲で楽しく活動をしていく」、「校舎の近所の人たちには、きちんと挨拶していこう」と指導しました。

清掃活動のために事前準備したもの。トングやゴミ袋、軍手など。
清掃活動のために事前準備したもの。トングやゴミ袋、軍手など。
グループに分かれての事前説明
グループに分かれての事前説明

当日の様子

5月16日、4つのグループに分かれて、JR千種駅周辺のボランティア清掃をスタート。日頃何気なく歩いている道、意識をすると煙草の吸殻などが落ちていることに気がつきます。また、コンビニの袋なども路上に捨てられたままになっています。生徒からは、「いつも歩いている道だけれど、こんなに吸殻が多いと思わなかった」、「一つひとつ煙草の吸殻を拾っていくと、けっこう時間がたつのが早いね」という声が聞かれました。

清掃活動の様子①
清掃活動の様子①
清掃活動の様子②
清掃活動の様子②

事後学習

月に1度、あるいは2ヶ月に1度でも、校舎の駅周辺の清掃活動を続けていこうということになりました。皆で軍手をしてゴミ袋を持って歩いている姿に、近所の方々が興味を持たれたようで、「何をしているの?」と聞いてこられる方もいました。また、「あっちのほうが吸殻は多いよ」と教えていただきました。ゴミ拾いをきっかけに、生徒たちが近所の人たちと触れ合えることができたようです。

所感 ・ 振り返り

「自分は成人して煙草を吸うことがあったとしても、路上に吸殻をポイ捨てするような大人にだけはなりたくない」と言った生徒がいました。簡単な清掃活動ではありましたが、生徒たちはいろいろな気づきを持ってくれたようです。また、周辺地域の方々との触れ合いも良い経験となりました。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 1年次生

男子19名、女子26名