★動画あり★リラクゼーションサロンで職場観察・体験(千葉県・高校生)

美容系の仕事についてより理解を深めること目的とし、リラクゼーションサロン快陽を訪問しました。当日は施術台やアロマオイルを見せていただき、また、実際に働いている方にインタビューをしてお話を伺うことができました。参加した生徒たちは普段なかなか体験することのできない”リラクゼーションサロン”の心地よい雰囲気を感じると共に、社員の方のお話から、仕事をするにあたって大切なことや今という高校生活の時間の大切さを感じることができました。

職場観察実施日:2014/2/13

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計画・進捗

今回は、美容系のお仕事について深く学ばせていただきたいという目的で、リラクゼーションサロン快陽さんを訪問させていただきました。オーナーの木下さんの「マッサージや整体の業界はどんどん変化している。技術はもちろん、お客さんに対するコミュニケーション力も必要」というお話をふまえ、実際の施術室の様子を見せていただく他に、インタビュー形式でお話を伺うこととなりました。

事前打合せ ・ 事前学習

2月13日、出発前に事前学習を行いました。参加した3名は全員高校1年生、”リラクゼーションサロン”や”エステ”、”マッサージ”といってもいまいちぴんとこない様子。そこで、快陽さんのホームページを拝見し、どんな雰囲気なのかを見てみました。結論としては、「美容院みたいな感じ?」。確かにきれいになるために行くところだけれど、リラックスしたり、お店の人との会話を楽しんだりも重要なポイントですよね。イメージがわいたところで、実際仕事をしている人に聞いてみたいことをまとめ、出発です。

当日の様子

2月13日午前中、柏キャンパスのすぐ近くにあるリラクゼーションサロン快陽さんを訪問しました。リラクゼーションサロンってどんなところかな。どきどきしながら行ってみると、そこはなんと、マンションの一室です。マンションの部屋を個室の代わりに、施術台を置いてサロンにしているとのことでした。ドアを開けると中は素敵なリラックス空間です。

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まずは施術室を見せていただきました。部屋の真ん中にある大きなベッドには、たくさんの工夫があります。お客さんは長時間うつぶせになることが多いのですが、その時に苦しくないようにとベッドのちょうど顔が当たる部分に穴が開いているのです。さらにそこからベッドの下をのぞくと、きれいなお花がいけてありました。さりげない心遣いに感動しました。そのお部屋では、マッサージの施術を体験させていただきました。肩こりがひどいという生徒や、よくみてもらうと体のバランスが左右で違う生徒。マッサージをしてもらうと気持ちがいいですよね。リラックスした後は、インタビューを行いました。「この仕事をしようと思ったきっかけは?」「やりがいは?」「お客さんとどうやってコミュニケーションをとっていますか?」などたくさんの質問に、笑顔で丁寧に答えていただきました。なかでも、マッサージをお客さんに提供することは専門職というより接客業の側面が強いこと、学生時代の人とのつながり・出会いが今に活きているというお話が印象に残りました。

実際にマッサージを体験してみました。
実際にマッサージを体験してみました。
施術台の下にも秘密が・・・。
施術台の下にも秘密が・・・。

”温熱ドーム”の説明です。
”温熱ドーム”の説明です。
意外と力仕事です。
意外と力仕事です。

マッサージで使うアロマオイルの香りを比べてみました。
マッサージで使うアロマオイルの香りを比べてみました。
ラベンダーは万能の香り!
ラベンダーは万能の香り!

オーナーさんからのお話にみんな真剣です。
オーナーさんからのお話にみんな真剣です。
リラックスできる空間!工夫がたくさんされてました。
リラックスできる空間!工夫がたくさんされてました。

事後学習

事後指導として感想・お世話になった方へのメッセージの作成を行いました。「今までリラクゼーションサロンに行ったことがなかったけれど、最近は高校生のお客さんが増えていると聞いて、いってみたいと思いました」という声や、 「スタッフさんの『人とのつながり、出会いは大切なこと』という話が印象に残りました。やりがいのある仕事だと思います」という前向きな声があがりました。

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そして3月6日の午後、オーナーさんの木下さんが、わざわざ校舎へ来てくださいました。生徒たちの感想と感謝状をお渡しすると、「自分たちも高校生と触れ合うことで新鮮な気持ちになった、感動をもらった」という嬉しいお言葉をいただきました。地域の方に支えられていることを改めて実感した職場観察でした。

所感 ・ 振り返り

今回の職場見観察は、美容系の仕事についてより深く知ることと、この仕事をするために必要なことを実際に仕事をしている方から聞くことを目的に行いました。あらゆる経験が仕事につながること、どんな仕事でも相手のことを考える思いやりの気持ちや、コミュニケーションの力が必要だということを感じることができたのではないでしょうか。今後の学校生活や、自分の進路を考える上で参考になる貴重な時間を過ごせたことと思います。

協力者 ・ 生徒の声

普段なかなか話すことのない若い人たちと触れ合うことができ、新鮮だった。もっと他に一緒にできることがないか、考えていきたい。

 

オーナー

木下 浩二さん


<生徒の声>

生徒名:小川 瑠花さん

協力先名・URL

リラクゼーションサロン 快陽

http://os-kashiwa.com/

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(柏キャンパス) 1年次生

女子3名、引率1名