自衛隊の岡嶋和政所長をお呼びして、「自衛隊とは」の講話を行いました。東日本大震災で実施された様々な救助作戦はもちろん、国際貢献、五輪や札幌雪祭りなどの民生協力といった仕事をし、社会に貢献している自衛隊。今回は自衛隊の仕組みや仕事内容についてお話しいただきました。生徒たちは、自衛隊の職域の多さ、特に音楽隊があることに驚き、改めて自衛隊の仕事、さらには社会貢献に興味を持ったようです。
しごと講話：2013/11/19
計画・進捗
「社会貢献」「地域貢献」の気持ちを育てたいと、今回の講話を計画しました。そこで、自衛隊の仕事について詳しく知り理解することで、生徒たちの自ら社会に関わり貢献したいという気持ちを育てたいと思い、自衛隊山梨地方協力本部に問い合わせたところ、快く引き受けてくださいました。
事前打合せ ・ 事前学習
11月19日（火）、講話前に、自衛隊のイメージや興味のあること、詳しく聞きたいことなどを話し合いました。「自衛隊は仕事が厳しそう」、「陸・海・空それぞれの仕事内容を聞きたい」、「どんな戦闘機に乗っているのか」など、生徒たちは思いつくままに意見や質問を出し合いました。
当日の様子
11月19日（火）、まず岡嶋所長他2名の自衛隊員が入室すると、講話を待つ生徒たちの緊張感がさらに高まったように感じました。生徒たちは職員の方々が着ている自衛隊の制服を見て、「迫力があるね」、「いろんな飾りが付いている」と興味深々の様子です。そして講話が始まると、スライドを使いながらのわかりやすい説明に真剣に聞き入っていました。
「東日本大震災での活動のような災害派遣だけではなく、札幌雪まつりで雪像を作ったりなどの民生協力も行っている」と聞き、生徒たちは自衛隊における仕事の種類の多さにも驚いたようです。また、陸、海、空いずれにも音楽の職域があることがわかると、特に女子の中には興味を持って質問する生徒もいました。
事後学習
講話後の事後学習では、自衛隊について改めて学んだことやお話を聞いての感想をまとめました。「自衛隊の仕事に興味を持った」、「自衛隊を身近に感じるきっかけになった」、「女性でも頑張れる気がした。少しだが、将来の仕事として興味を持った」などの感想があり、生徒たちは自衛隊の偉大さを改めて感じ、社会のために貢献することの素晴らしさを学んだようです。
感想と一緒に、今回お話してくださった岡嶋所長をはじめとした自衛隊員の方々に、お礼のメッセージも記入しました。「私たち国民のために働く自衛隊の方々に感謝します。ありがとうございます」、「自衛隊のことがよくわかって楽しかったです。またお話を聞かせてください」、「音楽分野があることをはじめて知りました。自衛隊の仕事に興味が出てきました」など、どの生徒からも感謝の気持ちが溢れていました。
所感 ・ 振り返り
今回の自衛隊の講話を通して、生徒たちは社会貢献はもちろん、支え合うことの大切さを学ぶことができたようです。今後も支えあい、貢献することの大切さを認識できる機会を設けていこうと思います。自衛隊の皆様、ありがとうございました。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校（甲府キャンパス）
男子12名、女子3名