【金沢キャンパス】南極観測隊の元隊員による特別授業「南極を語ろう!」講座

北陸ミサワホーム株式会社様のご厚意により、同社社員で南極観測隊の元隊員 坂下大輔さんによる特別授業「南極を語ろう!」講座を実施しました。2019年3月にも実施した特別授業ですが、非常に好評だったため、今年も実施することになりました。今年は感染症拡大防止の対策のため、教室の人数を制限し、隣の教室も使用し、大型テレビを使ったZoomのオンラインで同時中継も導入して授業を実施しました。またオンラインなので、他のキャンパスでも受講できるようにしました。

2020/9/10


実施内容

<目的と進捗>

夢を持って行動されている方の話を聞きたいと考え、昨年にもお越しいただいた南極観測隊の元隊員である坂下大輔さんに再びお越しいただきたいと、坂下さんの勤める北陸ミサワホーム株式会社にアプローチしたところ、同社より快く承諾していただきました。

 

<当日の様子>

9月10日(木)10:00から特別授業を実施。「密」を避けての対応として、1年生は坂下さんが話す教室で、2年生は隣の教室でZoomのオンラインを使い大型テレビでの同時中継で受講していくこととなりました。坂下さんは、まずご自分の略歴を語られ、北陸ミサワホーム株式会社の社員として南極地域観測隊に4回にわたり参加されたことを説明してくださり、そのなかで南極での体験をパワーポイントでの写真を使って説明してくださいました。南極ではブリザードと呼ばれる雪の嵐があり、激しい季節に見舞われることを教えてくださいました。そして南極での基地の生活を仲間たちとチームワークで乗り切ったこと、人と協調しながらつねに自分の為すべきこと、やるべきことを意識して行動してきたことを語ってくださいました。そして夢を持つ事の大切さも語ってくださいました。生徒たちも、南極での貴重な写真の数々や、坂下さんが夢の大切さを語るたびに、時にうなずき、目を輝かせて真剣な表情で聞いていました。

 

<事後学習>

特別授業が終わった後、坂下さんと一緒に来られた北陸ミサワホーム株式会社の方が、南極の氷を持参してくださり、それを小さく割って、透明色のコップに一人一つずつ南極の氷をプレゼントしてくださいました。生徒たちはそのサプライズに非常に喜んでくれました。

 

<生徒たちの意見や感想>

・「坂下先生の話を聞き、私も南極に興味が出てきました。いつか南極に行けたら良いなあと感じました」(2年生女子)。

・「南極の氷に耳を傾けると、氷が融けていく時に、シュワシュワと小さな音がしてました」(1年生男子)。

 

北陸ミサワホーム「南極プロジェクト」のHPは下記。

https://www.misawa.co.jp/nankyoku/idoukichi/

坂下大輔さんの特別授業
坂下大輔さんの特別授業
昨年の坂下さんの特別授業 教室は満員で「密」でした
昨年の坂下さんの特別授業 教室は満員で「密」でした
今回の分散登校での授業の様子
今回の分散登校での授業の様子

隣の教室の大型テレビで授業の同時中継
隣の教室の大型テレビで授業の同時中継
生徒一人に一つずつ南極の氷をプレゼント
生徒一人に一つずつ南極の氷をプレゼント

所感

坂下大輔さんは、夢を持ち、南極地域観測隊に参加しました。その極地での体験は、生徒たちは興味を持ち、知的好奇心が刺激されたようです。「感動した」と言ってくれた生徒もいました。これからも生徒たちが感動してくれる特別授業を提供していきたいと思います。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 金沢キャンパス 1・2年

代表者 男子14名、女子14名