【金沢キャンパス】平昌冬季五輪アスリートの特別授業

 

平昌<ピョンチャン>冬季五輪スケルトン日本代表のアスリート小口貴子さん(石川県輪島津市出身)にお越しいただき、「夢をあきらめない」と言うタイトルで特別授業をしていただきました。当日は、新聞社3社に授業の様子を取材していただき、たいへん盛況な授業となりました。

 

2019/6/21


実施内容

<目的と進捗>
石川県には、昨年開催された平昌冬季五輪のアスリートとして、アルペンスキーヤーの石川晴菜さんと、スケルトンの小口貴子さんのお二人が出場されました。石川晴菜さんが昨年私どもの学校にお越しいただき、学校の職員とのトークイベントをやったところ非常に好評でした。今年は是非、もう一人のアスリート小口貴子さんをお招きしたいと希望し、ご本人にアプローチしたところ快く承諾していただきました。しかも小口さんは、保健体育の教員免許や栄養士、調理師の免許までお持ちの方で、様々な夢に向かって頑張ってこられた方だと知り、タイトルを「夢をあきらめない」にしました。ご本人も承諾していただきました。


<当日の様子>
6月21日(金)、小口貴子さんにお越しいただきました。小口さんはパワーポイントを使ってプロフィールを紹介され、大学時代に小型のソリで滑るスケルトンの競技を始めたこと、そして大学時代からオリンピックに興味を持っていたことを話されました。しかし父親の病気などで競技を続けていくことを諦めたりしたこともあり、またその後に競技を再開した時も予選落ちでソチ冬季五輪に出場できなかったことなどを話していただき、それでも夢をあきらめることなく競技を続け、平昌冬季五輪に出場できたことを話されました。そして現役を退いた今、小口さんの願いは子どもや学生たちに夢を持つ事の大切さを知らせたいとお話してくれました。


<事後学習>
小口さんの特別授業が終わった後、新聞社3社の記者の方々が小口さんにインタビューして取材し、また生徒たちにも授業の感想をインタビューしていただきました。生徒たちは、授業の感想や学んだことをタブレット端末に入力して記録を残しました。


<生徒たちの意見や感想>
・「ピョンチャンオリンピックでは、私もテレビの前で小口先生を応援していました。今日はお会いできて、嬉しかったです」(2年生女子)。
・「小口貴子先生がオリンピックに出た時は、家族で応援していました。来年の東京オリンピックでは、石川県の選手が何人出場するか楽しみにしています」(3年生男子)。

 

小口貴子さんプロフィールを紹介したJOC(日本オリンピック委員会)のHP

https://www.joc.or.jp/games/olympic/pyeongchang/sports/skeleton/team/oguchitakako.html

 

小口さんの特別授業
小口さんの特別授業
小口さんの特別授業
小口さんの特別授業
タブレット端末に授業の感想を入力する生徒
タブレット端末に授業の感想を入力する生徒

取材に来た新聞社の方々
取材に来た新聞社の方々
授業後に希望する生徒は記念写真
授業後に希望する生徒は記念写真
記者の方が生徒に感想をインタビュー
記者の方が生徒に感想をインタビュー

記者の方が生徒に感想をインタビュー
記者の方が生徒に感想をインタビュー
壁に掲げられたWELCOMEの文字
壁に掲げられたWELCOMEの文字

所感

ここ石川県では、オリンピックや甲子園などのイベントでは、石川県の地域出身の選手を、地域をあげて皆で力強く応援しています。昨年の平昌冬季五輪でも、テレビの前で小口貴子さんを応援していた生徒たちが何人もいたので、すごく喜んでくれました。身近に小口さんと触れ合えて、感動してくれる生徒もいました。これからも生徒たちに感動を届けられる特別授業を提供したいと思っています。

 

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 金沢キャンパス 全学年

代表者 男子13名、女子21名