富山県射水市の市長による「市長の仕事を語ろう!」講座

富山県射水市の市役所未来創造課様によるご厚意で、射水市の夏野元志市長に富山キャンパスにお越しいただき、市長のしごと講話を実施しました。 

2018/11/13


実施内容

<目的と進捗>
富山県では、どこの地域でも人口減少の現象がおこり、それの対策で各地域で「街おこし」が行われています。しかしどの地域も、なかなか上手くいっていないのが現状です。そういう中で、大型スーパーCostco(コストコ)を誘致したり、富山の新デートスポットである新湊大橋周辺の整備、様々な企業誘致、映画撮影の誘致など、何かと話題を作っているのが富山県射水市です。ぜひとも富山県射水市の当事者から「街おこし」の話を聞きたいと希望し、学校の職員が市長にアプローチしたところ、市長自身が学校に来ていただき、特別授業をしていただけることになりました。


<当日の様子>
11月13日(火)の13:00から射水市のプロモーションビデオを視聴して事前学習をしました。そして14:00から夏野元志市長にお越しいただき「市長しごと講話」と言う形で特別授業を実施しました。市長は、重点的に進める「まち・ひと・しごと創生」を説明し、人口減少を食い止めるために、企業誘致や育児支援、市の魅力発信に努めていることを説明されました。まず企業誘致については、地方の人口が減る要因として、地方に雇用が少ないことを話されました。地方に雇用を創出することで、少しでも人が減るのを止められることを説明されました。また育児支援では、できるだけ若い人たちを引きつける政策を取らないと、ますます若い人が地方から都会へ流れていくことを説明されました。さらに市の魅力発信では、映画のロケ地を誘致したり、若い人たちが集まるデートスポットを作ったりすることで、市の魅力を全国に発信していけることを話されました。そして「射水市には、可能性と魅力がある。皆さんにも住んだり、来たりしてもらいたい」と呼びかけました。授業が終わってから、生徒たちの中には市長に直接語りかけて質問する生徒もおり、市長は生徒たち一人ひとりに丁寧に対応してくれました。また当日は、北日本新聞の記者と北陸中日新聞の記者が取材に来てくれました。


<生徒たちの意見・感想>
・「市長とこんなにも身近に接することができて、とても感動した。人口減少を食い止めるため、すごく頑張られているなと感じました」(2年生女子)。
・「話が分かりやすかった。やっぱり市長になる人は、他の人たちへの説明がうまいなと思いました。僕も、人と話す時は、分かりやすく話せることを心がけたいと思いました」(1年生男子)。

 

夏野元志市長のHPは下記。
http://www.motoshi-n.jp/


【市長youtube URL】
https://youtu.be/NXMIL2Tupbw

 

射水市の観光HPは下記。
https://www.imizu-kanko.jp/

 

 

市長のしごと講話。
市長のしごと講話。
講話の前に事前指導で射水市の動画視聴。
講話の前に事前指導で射水市の動画視聴。
市長のしごと講話。
市長のしごと講話。

新聞記者が市長を撮影。
新聞記者が市長を撮影。
生徒がワークシート記入。
生徒がワークシート記入。
講話のまとめ。
講話のまとめ。

講話が終わると生徒が個人的に質問に。
講話が終わると生徒が個人的に質問に。
希望した生徒には、市長と2ショット写真。
希望した生徒には、市長と2ショット写真。

所感

富山では話題の市長なので、なかなか来ていただくのは難しいと思っていたのですが、直接市長ご本人にお越しいただき、しかも熱心に生徒たちに語りかけてくれました。市長本人との交流に、「感動した」と言ってくれる生徒もいました。

 

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校  富山キャンパス 全学年

代表者 男子14名、女子16名