金沢21世紀美術館の島敦彦館長による若者たちへのメッセージ!

金沢21世紀美術館の島敦彦(シマ・アツヒコ)館長にお越しいただき、「芸術の素晴らしさについて」と言うタイトルで語っていただきました。金沢21世紀美術館は、観光都市金沢のシンボルとも呼べる建物であり、非常に人気の高い美術館です。また島敦彦館長も、「地元金沢の顔」として各地で活躍されています。

2017/9/7


実施内容

<事前学習>
学習として、金沢21世紀美術館のリーフレットを渡し、「館長に、聞きたいことがあれば」と事前に質問を集めました。そして当日お越しいただいた時に返答してもらうことにしました。


<当日の様子>
9月7日(木)に、島敦彦館長にお越しいただきました。まず島館長は、ご自分のプロフィールについて語ってもらい、ここ石川県の隣にある富山県で生まれたこと、そして富山の県立近代美術館で働いていたこと、さらに大阪の国立国際美術館や愛知県美術館で働いていたこと、そして今年の4月から金沢21世紀美術館で働いていることを説明していただきました。生徒たちに「金沢21世紀美術館に来たことありますか?」と質問されると、ほぼ全員の生徒が手を上げ、やはり地元であるのか生徒たちは一度は行ったことがあるみたいでした。その後、島館長がご自分が今までに触れてきた芸術についても語られました。さらに事前に生徒から集めていた質問用紙を一つひとつ読み上げ、生徒からの質問に丁寧に答えていきました。「金沢21世紀美術館は、年間に何万人の人が来場するのか?」、「なぜ金沢21世紀美術館は、入場するのにリュックサックをおろしてからでないと入れないか?」等々。そして最後に生徒たちに今日学んだことの意見や感想をワークシートに記入してもらいました。さらに生徒たちの有志で、島館長を囲んで記念写真を撮影しました。終わってからは、新聞社2社から記者の方が取材に来られたので、島館長にインタビューされていました。


<生徒たちのワークシートでの意見や感想>
・「遠くの親戚や、遠くに住む親の友人が我が家に来る時は、いつも金沢21世紀美術館に連れて行きます。親戚たちや親の友人たちも喜んでくれるそうです。私は、不思議なプールが好きです」(2年生女子)。
・「金沢の美術館が、日本の他のどんな美術館よりも人気が高いと聞いて、とても誇らしいものを感じました」(3年生男子)。


金沢21世紀美術館のHPは下記。
https://www.kanazawa21.jp/

 

 

島館長を囲んで生徒たちと記念写真。
島館長を囲んで生徒たちと記念写真。
事前学習の「金沢21世紀美術館」のリーフレット。
事前学習の「金沢21世紀美術館」のリーフレット。
島館長の講話。
島館長の講話。

島館長の講話。
島館長の講話。
生徒がワークシートを記入。
生徒がワークシートを記入。
新聞記者による取材。
新聞記者による取材。

金沢21世紀美術館の建物。
金沢21世紀美術館の建物。

所感

金沢では、小学校時代、中学校時代と、必ず学校単位で金沢21世紀美術館に行くそうです。また遠くの親戚が遊びに来ると、どこの家でも兼六園と金沢21世紀美術館はセットにして連れて行くそうです。それだけ金沢の市民にも親しまれている建物です。今回、その美術館の館長にお越しいただくことで、生徒たちは興味津々の様子でした。これからも、生徒たちが興味津々になるコミュニティ共育を提供したいと考えています。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 金沢キャンパス 全学年

男子14名、女子17名