<目的と進捗>
私たちの学校では、「地域そのものを学校」とするコミュニティ共育の取り組みをしています。そのため地域のお祭りには、積極的に参加しています。今回、地域の「べついんフェスティバル」のお祭りに参加させていただくことになったのですが、お祭りを主催する金沢駅前 別院商店街の方より「お祭りには、女子プロレスのイベントも行う。ついては朝からリングの設営などで人手が必要なので、生徒さんにも手伝ってほしい」と言ってこられました。私たちの学校でも、喜んで女子プロレスのイベントの協力をさせていただくことになりました。

<当日の様子>
9月26日（土）に早朝よりお祭り会場となった公園において、女子プロレスのリング設営を生徒たちでお手伝いさせていただきました。トラックで運び込まれたポール等を１本ずつ組み立てていきます。さらにリングの骨組みが出来たところで、硬いマットと柔らかいマットをのせていきます。リング設営の女子プロレスの団体の方々にまじって、生徒たちも一生懸命に手伝ってくれました。さらに生徒たちはイスを並べ、そのイスを一つずつ丁寧にタオルで拭いていきました。午後から女子プロレスの試合が始まり、数多くの観客の方が集まりました。それを生徒たちは後ろで見学させていただきました。試合が終わってから、レスラーの方が、生徒が担当している出し物の店に立ち寄ってくれたり、生徒と写真を撮ってくれるレスラーの方もいました。また今回の女子プロレスのイベントを開催している大日本プロレスの社長も、生徒たちに声をかけていただき、生徒たちと仲良く写真を撮っていただきました。

<生徒たちの意見や感想>
・「レスラーのアジャコングさんにお会いできて良かったです」（2年生男子）。
・「プロレスと言うのは、リングに上がるレスラーだけでなく、たくさんの裏方やスタッフの方々がいて成り立つものだと知った」（2年生女子）

金沢駅前 別院商店街のＨＰは下記。
http://betsuindori.com/
大日本プロレスのＨＰは下記。
http://www.bjw.co.jp/

女子プロレスの試合は、レスラーの方がリングの上で活躍するだけでなく、リング設営のスタッフや様々な裏方のスタッフの協力があってこそ始めて成立するスポーツのイベントです。生徒たちは、裏方のスタッフの方と一緒に働くことで、たくさんのスポーツや仕事も、裏方の方々が支えてこそ成り立つものだと理解してくれました。

私立　第一学院高等学校　金沢キャンパス2・3年生

男子11名、女子9名