マスコミ取材が殺到!石川労働局 職員によるブラックバイト対策講座

石川労働局の労働基準部監督課の方々のご厚意により、代表として労働基準監察監督官の山森修さんにお越しいただきました。そしてブラックバイト対策講座のお話をしていただきました。当日は、テレビ局3社、新聞社3社が取材に来ていただき、この問題の注目度が高いことが判明しました。

 

2017/5/2


実施内容

<目的と進捗>
私たちの学校では、「働く」ことをテーマにコミュニティ共育をすすめてきたのですが、できるだけ身近な問題を取り入れたいと考えていました。それを考えると、生徒たちの大半が大学・短大・専門学校に進学して、その多くがアルバイトをしますので、今、話題の「ブラックバイト」にテーマを絞り、生徒たちにその対策の啓発をしていきたいと考えました。石川労働局の方に相談すると、石川労働局の方より快く承諾していただきました。


<当日の様子>
5月2日(火)9:30に講師の山森修さんが来校。それと同時に、北國新聞社・北陸中日新聞社・朝日新聞社の新聞社3社が取材に来校していただき、そして(フジ系列)石川テレビ・(日本テレビ系列)金沢テレビ・北陸朝日放送のテレビ局3社も取材に来ていただきました。マスコミ各社の記者の方が言われるには、石川県ではこれまでブラックバイトについての高校生などの学生への学習の取り組みが初めてとのことです。「ニュース価値がある」と言っていただきました。まず講師の山森さんは、アルバイトにも、法律で決められた働くルールがあることを語っていただき、石川県の時給の最低賃金なども決まっていること、学業に支障が出るアルバイトが問題であることも説明していただきました。そしてこれから大学・短大・専門学校に進学しても、ルールに従ったアルバイトをしていく必要があり、ルールに違反するところで働かされた場合は、周囲の大人たちに相談すること。また公的な機関でも、相談を受け付けていることを教えてくれました。


<生徒たちの意見や感想>
・「これから僕も大学生になれば、アルバイトをすると思います。気をつけようと思いました」(高校2年生男子)。
・「私もアルバイトをしたことがあり、休憩なしで長い時間バイトさせられたことがあります。誰かに相談すれば良かったと思いました」(高校3年生女子)。

 

石川労働局HPは下記。
http://ishikawa-roudoukyoku.jsite.mhlw.go.jp/

 

テレビ局の取材。
テレビ局の取材。
山森修さんの講話。
山森修さんの講話。
山森修さんの講話。
山森修さんの講話。

山森修さんの講話。
山森修さんの講話。
テレビ局の取材。
テレビ局の取材。
マスコミ各社が来校。
マスコミ各社が来校。

ワークシートを記入する生徒。
ワークシートを記入する生徒。
ワークシートを記入する生徒。
ワークシートを記入する生徒。

所感

身近なところから、生徒たちに「働くこと」について考えてもらおうと思いました。生徒たちも自分の問題として、ブラックバイトについて考えてくれたようです。また地域のマスコミ各社も取材に来ていただき、この問題が今、この石川の地域でも注目されていることも分かりました。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 金沢キャンパス2・3年生

男子13名、女子15名