名古屋キャンパスにパラリンピック選手団団長が来校!熱いメッセージ!

至学館大学入試広報部様のご厚意により「リオ2016パラリンピック日本代表選手団団長」の大槻洋也教授(至学館大学)にお越しいただき「障がい者とスポーツ」というタイトルで講話をしていただきました。障がい者を取り巻く現状や、パラリンピックについて語っていただきました。

 

2017/2/21


実施内容

<目的と進捗>
第一学院高校 名古屋キャンパスでは、2Fエントランスに「リオ2016オリンピック・パラリンピック」の大きなモザイク壁画を掲示しています。生徒から「リオのオリンピックやパラリンピックの関係者の方に来ていただけたら良いのになあ」という声もあり、ちょうど愛知県にある至学館大学様にその関係者が多いことを知り、一度問い合わせをしたところ「パラリンピックの選手団団長が私ども大学で教鞭をとっています。その者を第一学院高校へ派遣して特別授業をさせていただきます」とおっしゃっていただきました。私どもの学校でも大喜びする生徒もおりました。
<当日の様子>
2月21日(月)13:00より大槻教授にお越しいただき、講話を実施していただきました。パワーポイントでパラリンピックの画像や映像を用いて「障がい者とスポーツ」について語っていただきました。大槻教授は長年にわたり、スポーツのインストラクターをしてきた経験から「スポーツの指導者でプロフェッショナルは、老人や若者、幼児に関係なくスポーツを指導していかなくてはならない。お年寄りを相手にして指導できないのでは、プロフェッショナルと言えない。また、障がい者へのスポーツの指導でも何ができるかを考え、何ができないかで指導してはいけない」とおっしゃいました。そして、目の見えない障がい者の方が使う卓球のボールを回覧し「この卓球のボールには、中に鈴が付けられており音が鳴る仕組みになっています。さまざまに障がいがある人でも何ができるかを考え、彼らができることを考えた仕組みのスポーツを作っていきます」とおっしゃいました。
<事後学習>
講話後の質疑応答でも積極的な質問が出て大槻教授に丁寧に答えていただきました。
<ワークシートの意見や感想>
・「オリンピックのお祭り感がすごく好きで毎回テレビで観ていました。パラリンピックにも興味を持ち、ニュースでよく観ていました。今回の話を聞けてとても良かったです」(高校2年生女子)。
・「障がい者のスポーツは自分ができないことではなく、できることを探してそのやり方を工夫していることを知りました。とても勉強になりました」(高校1年生男子)。 

                                                                                             大槻洋也教授の属する「至学館大学」HPは下記。
http://www.sgk.ac.jp/

 

 

大槻洋也教授を囲んで記念写真。
大槻洋也教授を囲んで記念写真。
リオ2016オリンピック・パラリンピックのモザイク壁画。名古屋キャンパスの生徒たちが作りました。
リオ2016オリンピック・パラリンピックのモザイク壁画。名古屋キャンパスの生徒たちが作りました。
大槻教授の講話。
大槻教授の講話。

パワーポイントの画像を使い、分かりやすい説明。
パワーポイントの画像を使い、分かりやすい説明。
大槻教授の講話。
大槻教授の講話。
パラリンピックで使われている卓球のボールを回覧していく。
パラリンピックで使われている卓球のボールを回覧していく。

生徒からの質疑応答。
生徒からの質疑応答。
ワークシートに記入する生徒。
ワークシートに記入する生徒。

所感

パラリンピックを通して障がい者の現状、障がい者の人たちについて考えるきっかけをいただきました。生徒たちも大変感動したようです。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 名古屋キャンパス 全学年

男子10名、女子12名