実施内容

<目的と進捗>
昨年、一昨年と税理士の仕事や税の歴史についてを語っていただきました。今年は、税理士の仕事と税についての基本的なことについて語っていただくことになりました。生徒たちに税に関する基本的な知識を身につけてもらおうと考えました。
<当日の様子>
12月19日（月）の10:00より、和田義雄さんの「税金を学ぼう！」講座を実施しました。生徒たちが身近に払っている消費税や保護者の方々が払っている所得税、企業が払っている法人税など、さまざまな税金についてお話をしていきながら税は何ためにあるのか。そして、税の使い道について皆が知っておくことが民主主義の社会において大切なことだと説明されました。そして、近代の民主主義に至る歴史には税を多く払うことへの抵抗から革命が生まれた場合が多いことを教えていただきました。和田義雄さんは、パワーポイントの画像を使いながら非常に丁寧でわかりやすく解説してくださいました。
<事後学習>
和田義雄さんのお話が終わった後、生徒たちから積極的な質問が飛び出しました。その生徒たちの質問に対して、和田義雄さんは一つひとつ丁寧に答えていただきました。そして、生徒たちは自分の意見や感想などをワークシートに記入しました。
<ワークシートの意見や感想>
・「今回の話を聞いて、税金についてもっと知らないといけないと思いました。将来、税金が今以上に高くなった時に、控除の方法や節税の方法を知っていれば、少しでも生活が楽になるからです」（高校3年生男子）。
・「税金はずっと自分についてくるものなので、これからきちんと勉強しておく必要を感じました」（高校2年生女子）。
和田義雄さんが所属する「ハル税理士法人」のＨＰは下記。
http://hal-tax.or.jp/info/index.html