株式会社サポート22様のご厚意により、同社の人事・創部の山下雅嗣さんにお越しいただき、昨今の介護士などの社会福祉の仕事全般について語っていただきました。株式会社サポート22は、老人の方々をお預かりして介護福祉などのサービスを提供する会社です。

2016/10/31

実施内容

<目的と進捗>
最近は、福祉の仕事に興味を持っている生徒も増えてきたので、一度当事者の方に来ていただいてお話を伺いたいと考えていました。株式会社サポート22の人事・創部の山下雅嗣さんにお聞きすると、快く承諾していただき「私が行ってお話しさせていただきましょう」ということになりました。
<当日の様子>
10月31日（月）の午後、山下雅嗣さんにお越しいただき、しごと講話を実施致しました。山下さんは、まず介護福祉の仕事がこれから大きな市場に拡大していくこと、そして山下さんの勤めるサポート22という会社も、民間企業として介護福祉のサービスを提供して、これから大きく発展しようとしている会社であることを説明されました。老人介護などは、今まで福祉の一つとして考えられていたが、今では老人という顧客の立場に立って、サービスを提供する事業としてもやっていける大きな市場であることを説明されました。また、山下さんは以前、ピザを配達する仕事をしていたが、これから介護福祉の仕事が大きく広がることを予感して、今の仕事に転職したとおっしゃっていました。
<事後学習>
山下さんの講話が終わると、生徒たちから積極的な質問が出てきました。例えば「福祉は給料が安いし言われているが本当か？」と問いには、「働く場所にもよって違うが、今後は改善されていく職場が多いと思う。私の勤める会社では、そういうことは全然なく、むしろ高いほうです」と説明されました。
<ワークシートの意見や感想>
・「僕も、将来は福祉の大学に進学したいと思っています。良い話が聞けて良かったです」（高校2年男子）。
・「山下先生のお話を聞いて、これからますます福祉の仕事が重要になってくることが分かった」（高校1年女子）。