納棺師 尾崎圭子さんが名古屋キャンパスに来校!しごと講話と納棺体験。

納棺師の尾崎圭子さんにお越しいただき、納棺師の仕事について語っていただきました。生徒たちは、日頃はよく知らない納棺師の仕事に触れ、それを通じて人の死に方、また死に方を通じた人の生き方について学びました。

 

2016/6/24


実施内容

<計画・進捗>
2年前に、納棺師の尾崎圭子さんにお越しいただき、しごと講話をしていただきました。生徒たちから非常に好評でした。今回も、是非お越しいただきたいと考え、尾崎さんにお聞きしたところ、快く承諾していただきました。
<当日の様子>
6月24日(金)午後、尾崎圭子さんが来校。クルマで棺桶もお持ちいただき、アシスタントの男性と一緒に棺桶を教室まで運んでくださいました。尾崎さんは、人の死に方を通じて、納棺師の役割についてお話し下さり、納棺する方を大事に扱い、そして亡くなった家族の方々が納得してお見送りできるようにしていることを話されました。納棺するにさいして行う順序、そして大切にしなかければいけないことなどを話されました。人の死に方を通して、人の生き方も大切になってくることを強調されました。
<事後学習>
尾崎さんのお話が終わった後、尾崎さんより希望者に納棺体験をしていただきました。生きている間に棺桶に入ることは、再生を意味して、最近は流行しているとのことです。まず教師が棺桶に入り、納棺体験をしてみて、その後に男子生徒の数人が納棺体験に挑戦してみました。最後に尾崎さんからお土産として、尾崎さんのお顔が描かれたお煎餅を生徒に一人一枚ずついただきました。
<ワークシートの意見や感想>
・「命の大切さ、人の生死、自分の人生について、改めて考えました。そして死がまわりにどれだけ大きな影響を与えるのかを、本当にゆっくり考える時間となりました」(3年生男子)。
・「納棺師の仕事は、自分が思っていた以上に、細かいことのある仕事だと思った。尾崎先生のお話を聞き、祖父や祖母を生きている今だからこそ、大切にしなくてはと感じました」(2年生女子)。

尾崎圭子さんのしごと講話。
尾崎圭子さんのしごと講話。
尾崎圭子さんのしごと講話。
尾崎圭子さんのしごと講話。
尾崎圭子さんのしごと講話。
尾崎圭子さんのしごと講話。

アシスタントの男性と一緒に棺桶について教えていただきました。
アシスタントの男性と一緒に棺桶について教えていただきました。
ワークシートの作成。
ワークシートの作成。
生徒と記念写真。
生徒と記念写真。

お土産として、尾崎さんの顔入りお煎餅をいただきました。
お土産として、尾崎さんの顔入りお煎餅をいただきました。

所感

今回も、たいへん好評なしごと講話となりました。生徒たちも、日頃は知らない仕事に触れることで、学ぶことも多かったようです。これからも、生徒たちにとって良いものを提供していきたいと思っています。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 名古屋キャンパス 全学年

男子22名、女子27名