<目的と進捗>

地域に根差す学校として、とくに力を入れているのが校舎周辺の清掃活動への取り組みです。とくに今年に入って、地域の自治会の役員の方々や地域に暮らす一般の方々も、校舎の文化祭にお越しいただいたり、さまざまに交流の機会も増えています。私たちの学校も、地域への貢献策の一つとして、清掃ボランティアを地道に続けていこうと考えています。　　

<当日の様子>

12月14日。清掃活動のボランティアは、各グループに分かれて打合せを実施。ＪＲ千種駅周辺を清掃するグループ、地下鉄車道駅周辺を清掃するグループ、校舎近くのボウリング場周辺を清掃するグループに分かれ、それぞれゴミ袋やトング、軍手などを用意しました。そして生徒たちには、地域の人たちと出会えば挨拶をしっかりすることを確認しました。清掃では、煙草の吸い殻や、空き缶などを中心にゴミ拾いを実施しました。約１時間ほどの清掃活動でしたが、それぞれのグループのゴミ袋は、空き缶や吸い殻などで一杯になりました。　　　

<事後学習>

清掃活動が終わってから、清掃活動に対する意見や感想を生徒たちはワークシートに記入しました。　　　

<ワークシートの意見や感想>

・「校舎の前にあるビルのガードマンの方が、清掃活動をしている時に、偉いねとか、本当に立派だよと声をかけて褒めてくれました。少し寒かったのですが、やって良かったと思いました（1年生女子）

・「自分も空き缶のポイ捨てをした経験があるのですが、自分が空き缶のゴミを拾う側になってみれば、絶対にポイ捨てはやめてほしいと思うようになりました。今回の清掃活動に参加したことで、僕はこれからは、ゴミを道に捨てないように心がけたいと思っています」（1年生男子） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

清掃活動の最中に、地域の方々から、いろいろな励ましの言葉をかけていただきました。これからも、地域の方々と一緒になって、「地域そのものを学校」とした取り組みを続けていこうと思います。

私立　第一学院高等学校　名古屋キャンパス　全学年

男子36名、女子31名