職場見学~小笠原自動車学校で安全運転と命の尊さについて学ぶ~(山梨県・高校生)

甲府キャンパスでは毎年、「小笠原自動車学校」さんに伺い、実際に教習車に乗せていただき、体験授業を受けて安全運転の大切さについて学んでいます。


2015/11/18


実施内容

今年も事前学習として、6月に職員の方にお越しいただき、交通安全講話を実施しました。資料や映像を使い、事故の怖さについて教えていただきました。自分ではしっかりと確認しているつもりでも、ひとつに集中しすぎると、他が見えなくなることもあります。生徒達からは「八方に気を配り、安全には十分気を付けようと思いました。」「運転は楽しいし、早く免許を取りたかったが、自分や他人の命にかかわることもあるということをきちんと考えて運転しようと思った。」などの感想があがり、命の尊さや安全について考える良い機会となりました。

 この講習会を経て、11月18日(水)、バスで30分程のところにある「小笠原自動車学校」にて職場見学、体験を行いました。死角や内輪差について学び、ミラーだと見えない場所があることを確認。実際に教習車に乗せていただき、コーナーでの遠心力のすごさやシートベルトを使用しない時の急ブレーキの衝撃を体験しました。小雨の振る中、屋外での体験学習でしたが、生徒達は職員の方の説明を熱心に聞いていました。特に、教習車での急ブレーキ体験では、あまりの衝撃に思わず声を上げてしまう生徒もいて、とても印象に残ったようでした。「シートベルトの大切さがわかった。」「スピードの出しすぎには注意したい。」などの感想があがり、生徒達にとって貴重な体験となりました。

 帰りのバスの中で、体験終了後の振り返りを行いました。参加生徒それぞれが学んだこと、感じたことを伝え合いました。「車の運転には十分注意したい。」「ミラーで見えない死角があるのを知り、怖いと思った。しっかりと確認することが大切だと思いました。」「講師の方々の丁寧な説明で安全について詳しく学べた。」などの感想があがりました。


ミラーで確認。
ミラーで確認。
自動車学校での仕事内容や交通安全についての講話。
自動車学校での仕事内容や交通安全についての講話。
交通安全講話。資料や映像で事故の恐ろしさを再確認。
交通安全講話。資料や映像で事故の恐ろしさを再確認。
内輪差について。
内輪差について。

所感

今回の職場見学・体験は、交通安全講話で一度来校していただいたこともあり、生徒が緊張せずに講師の方々と接することができました。運転免許取得中の生徒や、車が好きな生徒など楽しみながら、安全運転や命の大切さについて学ぶことができたようです。今後も地域の方々と触れ合いを持ちつつ、学ぶことのできるこのような機会を大切にしていきたいと思います。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 甲府キャンパス 1~3年

男子4名、女子2名