夢授業「デザインについて考える」(埼玉県・高校生)

進路を考える時期。デザインする仕事は、実は様々な分野で活躍している事を知ることで、幅広い視野で進路や将来のことを考える大切さを学ぶ。

 

2015/11/26


実施内容 

11月26日(木)、この日は埼玉キャンパスで専門学校の先生をお招きし、1・2年生を対象に体験も含めた夢授業を実施しました。


今回は東京コミュニケーションアート専門学校の郭恬(かく てん)先生に来ていただき、「デザインの仕事」について講義をしてくれました。デザインには単純にイラストを描くだけではなく、立体的な造形物を作成したり、コンピュータグラフィックスを用いた3Dデザインなど様々な種類があり、学びたい分野によって学校学部選びが大切だと教えてくれました。自分のデザインを商品化するためにはプレゼンテーションでそのデザインの特徴を明確に伝えていかないと採用にならず、コミュニケーション能力も必要になる業界だとおっしゃっていました。


また、体験として実際に専門学校で実施している課題にもチャレンジしました。テーマは「40周年を迎えたたけのこの里のキャラクターを考えよう」です。この課題もただキャラクターのイラストを描くだけではなく、そのキャラの年齢や性格、口癖など様々な設定も決めなければならないようです。デザインから考える生徒、名前から考える生徒、性格から考える生徒と多様なアプローチでキャラクターを決めていきました。中には郭先生も思わずうなずくような素敵なキャラクターもいたようです。


今回の授業に参加した生徒からは、デザインの仕事についての奥深さを知り、専門学校の選択には学部学科のこともしっかりと調べておく必要があると理解したようです。生徒の進路に対する意識が変わったと感じました。東京コミュニケーションアート専門学校の郭先生、どうもありがとうございました。

  


所感

これから三者面談を実施していく時期なので、進路の意識づけとして成功したと思います。また、世の中にはデザインに関するものだけでも多様な仕事があり、幅広い視野で将来のことを考えるようになりました。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 埼玉キャンパス 1,2年

男子14名、女子5名