カゴメ㈱の仕事と健康への取り組み。野田徳隆さんにお越しいただきました。(岐阜県・高校生)

カゴメ株式会社名古屋支店様のご厚意により、営業推進課の野田徳隆さんにお越しいただき、カゴメ㈱の仕事内容と「野菜の効用と乳酸菌について」を語っていただきました。カゴメの商品は、生徒たちも日頃から愛用して食べたり飲んだりしており、生徒たちも身近な会社の説明として聴いてくれました。

 

2015/11/19


実施内容 

<目的と進捗>

若者たちの食生活が、ジャンクフードなど偏ったものになりがちなので、ぜひ野菜を摂取することの必要性、さらにバランス良く栄養を取っていくことを学ばせたいと考えました。そのためトマトなど野菜をメインに取り扱っているカゴメ株式会社の方にお越しいただき、ぜひ野菜の大切さを教えてほしいと希望しました。カゴメ株式会社名古屋支店の野田徳隆さんにアプローチしたところ、快く承諾していただきました。


<当日の様子>

11月19日(木)に、野田徳隆さんが来校。まずカゴメ株式会社とは、どんな企業なのかを語っていただく。カゴメ株式会社は、創業が1899年。明治時代に、当時はまだあまり知られていなかったトマトを扱うことで、発展した会社であることを説明される。その後も、トマトや野菜を基軸とした商品で、多くの人たちに愛されて成り立ってきたことを教えていただく。さらにカゴメ㈱の取り扱う野菜は、どんなふうに健康に良いのか。グラフなどを用いて説明される。そして野菜を取ることの必要性、また人が成長していくために乳酸菌を摂取することの大切さを繰り返し説かれる。一つひとつの説明を、パワーポイントの写真や画像を使って説明されるので、非常に分かりやすく、生徒たちもうなづいたり納得したりしている様子。皆が真剣に聴き入りました。


<事後学習>

野田徳隆さんの説明が終わると、質疑応答。生徒たちも積極的に質問していきます。「カゴメの商品<野菜生活>は、砂糖も甘味料も使っていないものなら、どうやって甘さを引き出すのか」、「トマトの品質改良って、具体的にどうやって」など。一つひとつの質問に野田さんは真摯に丁寧に答えてくれました。その後、生徒たちはワークシートに意見や感想を記入していきました。さらに野田さんは生徒たちに「お土産です」と言って、商品<野菜生活>を2本、トマトスープのレトルト1袋を1セットとして、生徒たち一人ひとりにプレゼントしてくれました。これには生徒たちも大喜び。生徒たちから歓声が上がりました。


<ワークシートの意見や感想>

・「野菜が大事なことが分かって良かった。これからは、朝に野菜を食べるようにしようと思った」(1年生男子)。

・「私は普段はあまり野菜を進んで食べる事は少ないのですが、野菜を取る事の大切さや、栄養を取らないことによる寿命の低下、病気にかかるリスクも増えるなど、様々な事がこの授業で分かりました」(2年生女子)。

・「野菜の摂取によって、健康上の様々なリスクが軽減され、健康長寿に繋がることを知ることができた」(2年生男子)。 


野田徳隆さんの講話。
野田徳隆さんの講話。
質疑応答。
質疑応答。
熱心に聴く生徒たち。
熱心に聴く生徒たち。
ワークシートに記入。
ワークシートに記入。
野田徳隆さんの講話。
野田徳隆さんの講話。
野田さんから生徒たち一人ひとりにお土産。
野田さんから生徒たち一人ひとりにお土産。

所感

生徒たちの多くが、野菜を少ししか摂取していないようです。少しでも野菜を摂取して、バランス良く栄養を取る必要性が理解できたようです。とても有意義な食育講座となりました。これからも生徒たちに有意義なものを提供していこうと考えます。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 岐阜キャンパス 全学年

男子13名、女子3名