盲導犬育成募金(埼玉県・高校生)

盲導犬育成募金活動にボランティア参加~他者のために頑張ることの喜びを実感~


2015/11/1


実施内容

11月1日はJRさいたま新都心駅コンコースにて盲導犬育成募金活動が12時から16時まで行われ、埼玉キャンパスからは5名の生徒達がボランティアとして参加しました。準備は活動の機会をくださった大宮グリーンレオクラブの方々と協力して募金箱や配布するリーフレット、のぼり旗等を駐車場から運び、本物の盲導犬とユーザーの方も来て頂けるので待機席の準備も行いました。

盲導犬が到着した時は、とても可愛くて思わず全員で集まってしまいましたが、さすが訓練された盲導犬、はしゃいだり吠えたりせず大人しくご主人様の近くで訪れる方々を迎えてくれました。

一頭の盲導犬を育成するには、約300万円の費用がかかるそうです。盲導犬と一緒に過ごせている 視覚に障害のある方々は 必要とする全体の約20%であり不足しているのが現状です。

募金活動とは、寄付は勿論ありがたいのですが、盲導犬についての現状を広く人々に知ってもらう事も目的なので、皆大きな声で

「盲導犬育成は皆様の寄付金で成り立っています!一頭でも多く育成され、一人でも多くの視覚に障害を持つ方々へお渡し出来るようご協力宜しくお願いします!!」

と、通り過ぎる方々へ呼び掛けました。家族連れや小中高校生の友だち同士、スーツの方、年配の方と幅広い方々が足を止めて寄付してくださると何とも嬉しいもので、寒くても頑張る事ができました。「少しですが…」「頑張ってね!」数々の言葉が私達を暖かくしてくれます。

活動が終わった後は盲導犬育成協会の方から感謝の言葉を頂き、生徒達は皆爽やかで達成感に満ちた表情をしていました。今回のボランティア活動は盲導犬への理解を深め、必要とする方々の為に行動し貢献する事の大切さを学べる貴重な機会となりました。関係機関の方々、ありがとうございました。

かわいい犬ですね
かわいい犬ですね
みなさんお疲れ様です
みなさんお疲れ様です
打ち合わせも真剣です
打ち合わせも真剣です
大声で呼びかけました
大声で呼びかけました

所感

ボランティア経験を通じて、他者のために頑張ることの喜びを実感できたようです。募金活動は大勢の人に呼びかけないといけないので、大声で一生懸命にやっている生徒の姿を見て、また一つ成長してくれたと思いました。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 埼玉キャンパス 1~3年

男子1名、女子3名