SMBCコンシューマーファイナンス株式会社講演会(京都府・高校生)

1年生には金融トラブルについて、2、3年生には資金計画について、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の山田さんに講演していただきました。金融トラブルについては身近なトラブルをもとに、どうすれば詐欺に引っ掛からないかを学びました。資金計画については、実際に欲しいものを決めて、それを手に入れるためには月ごとにいくらの貯金をしなければならないのかをシミュレーションしました。どちらのテーマも高校生にとっては身近なもので、これから生きて行く上で重要なことであると思いました。

 

2015.8/25.26

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計画・進捗

当日は2日にわたり別テーマについてお話いただいたのですが、山田さんともう1人スタッフの方が来てくださいました。興味を引かれる内容だったようで、生徒も熱心に聞いていたように感じました。


事前打合せ・事前学習

 担当いただく山田さんとは、1ヶ月前に内容について打合せし、1週間前に教室や使用機材の下見を兼ねて再度最終打合せをしました。

当日の様子

8月25日火曜日、1年生は金融トラブルについて勉強しました。自分に限って騙されることはないと思っている生徒も多くいましたが、今回の公演を聞いて、より複雑化している手口の実態を知ることができました。フィッシング詐欺、ワンクリック詐欺では最近ネットとつながる機会が多く、特に注意しなければいけません。

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手口が巧妙になり、それが詐欺なのかどうなのか怪しむことを前提にしていないと、まんまと騙されてしまうかもしれません。対策としては、常に怪しいものは疑うこと、こういった機会に最新の情報を手に入れることだと学びました。高校生にとってとても身近なことなので、生徒達は真剣に山田さんの話に聞き入っていました。あまりなじみのないアルバイト詐欺については、生徒も山田さんと一緒に、ロールプレイングを実践しながら学びました。生徒たちがこのような危機管理を学ぶ積極的な姿勢が印象的でした。8月26日水曜日、2・3年生は将来の資金計画について勉強しました。結婚や車の購入には具体的にどのくらいのお金が必要なのかを身近な例を挙げて説明いただきました。具体的に生徒が自分の欲しいものを決めて、それを手に入れるためには月額いくらずつ貯金し、どのようにやりくりしていかなくてはいけないかのシミュレーションも行いました。月額の資金ぶりは生徒によって様々で、個性が出ていて面白かったです。達成することは難しそうですが、生徒達の頑張りに期待したいと思いました。

1年生の講演①
1年生の講演①
1年生の講演②
1年生の講演②

事後学習

講演のあとは、出席した生徒にはそれぞれ感想を記入して提出してもらいました。

2、3年生の講演①
2、3年生の講演①
2、3年生の講演②
2、3年生の講演②

所感・振り返り

今回の講演は生徒にとって、とても身近なテーマでした。普段何気なくふれているパソコンやスマートフォンにも、こんな落とし穴があるということを詳しく知ることができました。また、将来のことをぼんやりとしか考えていなかった生徒も、これを機に貯金をすることやお金の使い道を考えなくてはいけないなという気持ちを持ってくれたと感じました。

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このような機会でなければ、詐欺についても資金計画についても、ぼんやりとしたイメージしか持っていなかったのではないかと思います。講演後の感想文には多くの生徒がためになったと書いてくれています。生徒たち一人ひとりの意識が高くなったのは間違いないと思います。ひとりひとりがしっかりとした知識を持ち、自分の意見を持って、自ら行動してくれるきっかけになったのではないでしょうか。今後、生徒たちが学んだことをしっかりと実践していくのか見守って行きたいと思います。

協力者・生徒の声

協力者の声

高校生が「金融トラブル」「生活設計・家計管理」について自分の事と考えてもらえるようにクイズやワークを工夫しました。この講演がこれからの未来を担う生徒の金融リテラシー向上に繋がれば幸いです。


生徒の声

お金の使い方は将来はもちろんのこと、今からでも気をつけなければいけないと思いました。今日の講演の内容は、私たちが生活していく上で必ず必要な知識であると思うので、参加することができてよかったです。とても勉強になりました。これからはもっと高い意識を持って今日の話を参考にし、お金の使い方を考えようと思いました。

協力先名・URL

SMBCコンシューマーファイナンス株式会社様

https://www.smbc-cf.com/corporate/index.html

実施校・参加者

第一学院高校京都キャンパス

男子 28名 、女子 15名