中央区社会福祉協議会と（株）富士通新潟システムズの共同で主催した、シニア向け携帯電話メール講座にボランティア講師として参加しました。午前中は携帯でのメールの打ち方や写真の取り方など、午後はタブレットの簡単な使い方を高齢者の方に教えてきました。いろんな方との交流があり、普段の学校生活では見れない生徒の表情を見ることができました。また、第一学院高等学校を地域の方に知っていただく良い機会となりました。
2015/8/19
計画・進捗
毎年行われていた講座なのですが、第一学院高等学校新潟キャンパスの生徒たちが参加するのは今回が初めてでした。第一学院以外にも専門学校の学生がいて、ボランティアについて話を聞くことが出来ました。生徒たちにはとてもプラスになったのではないかと思います。
講座の内容は、今の学生には見慣れないスマートフォンでない携帯電話（ガラパゴス携帯）の講座でしたが、生徒たちのガラパゴス携帯電話への順応が早く、すぐに高齢者へのサポートができるようになりました。午後の部ではタブレット講座も開かれました。
事前打合せ・事前学習
当日の講座開始１時間前の事前打ち合わせでは、福祉協議会の秋山さんと富士通新潟システムズの須田さん中心に進められました。運営スタッフの役割（運営補助やタブレット設定、高齢者の補助など）や、高齢者の方への接し方などについて詳しくお話がありました。生徒たちは真剣な表情でした。
当日の様子
8月19日（水）10:00～12:00まで携帯講座、13:30～15:30までタブレット講座が開催されました。第一学院高校新潟キャンパスからの参加生徒は３名。みんな始めてのボランティアでちょっと緊張気味でした。しかし、始まってみると、高齢者の方に「先生！」などと呼ばれ緊張がほぐれたのか、みんな笑顔で対応していました。高齢者の方に寄り添ってサポートしている姿がとても微笑ましい光景に見えました。ボランティア終了時にはたくさんの方から「ありがとうね」「わかりやすかった」などの言葉を頂いたときの生徒は嬉しそうな表情はとても印象に残りました。
事後学習
活動を終えたあとで全体の振り返りをしました。個々に振り返りを発表してもらう場で、生徒たちから出た言葉が「楽しかった」、「また参加したい。」参加してくれた３人が一致する意見でした。
お世話になった講師の方からは、「今日は本当に助かりました。ぜひまた参加してくれるとありがたいです。」と言われ生徒も嬉しそうでした。
所感・振り返り
参加した生徒は楽しみながら高齢者の方と触れ合うことができ、生徒自ら興味関心を持ち、積極的に取り組んでくれていました。新潟キャンパスに帰るまでの道のりでは、「高齢者にとってやっぱり携帯電話を使用するということは難しんだね」「ボランティアってなんかいいね」という生徒の言葉もあり、いろんな意味で視野が広がったのではないかと思います。大成功のボランティア体験でした。
実施校・参加者
第一学院高等学校 新潟キャンパス 1・2年
男子１名、女子２名