「ふれあいチャレンジフェスタ」でのボランティア体験(山梨県・高校生)

今回、以前からお世話になっている甲府市ボランティアセンターの方から「ふれあいチャレンジフェスタ」参加のお話をいただきました。このフェスタは、学生が中心となり、障がい(児)者の余暇活動を支援するボランティア活動です。障がいについての理解を深めることを目的に開催されてています。初めての参加でしたが、生徒達は障がいを持つ方たちや他のボランティア団体、学生たちとの交流の中で他者貢献の心を学ぶことができました。

 

2015/7/25

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計画・進捗

定期的にボランティアバザーのお手伝いや、高齢者福祉施設への訪問ボランティアで地域貢献、他者貢献の気持ちを学んでいる生徒たち。5月に今回の交流会のお誘いをいただき、地域貢献はもちろん生徒の自己成長につながればと参加を希望しました。

事前打合せ・事前学習

みんなで協力して看板制作。
みんなで協力して看板制作。

開催日約1ヶ月前の6月26日15:30から行われた「事前説明会・学習会」に生徒代表2名、引率教諭1名で参加しました。その中で参加中学、高校、団体との顔合わせ、自己紹介をしました。

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地域コーディネーターの方による障がいについての「学習会」では、障がいを持つ方と接する際の大切なことや障害者手帳の種類についての講義を受けました。説明会後、参加生徒全員を集めて、改めて今回の交流会の目的、障がいを持つ方への接し方について確認しました。また、看板や飾りも協力し合って作成しました。


当日の様子

7月25日、10:00からの開始と同時にたくさんの方が来場し、甲府キャンパスのパターゴルフにも障がいを持つ方とそのご家族、付き添い、施設の職員の方…と、様々な人たちが遊びに来てくれました。はじめは緊張していた生徒たちも、お客さんや子どもたちの楽しそうな様子や笑顔に触れるうちに、拍手や声かけをしたり笑顔で楽しく活動していきました。

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また、仲間同士手を貸したり、助け合い、声を掛け合うなど相手のことを思いやったり、気配りが見られるようになりました。「初めての体験で緊張したが、みんなと一緒にがんばることができた。自信につながった。」

「子どもやお年寄りの笑顔にこちらまで元気になりました。今度はこちらが役に立ちたい。」など、活動中も生徒からは前向きな言葉があがっていました。

腰を落として子ども目線で。
腰を落として子ども目線で。
手作りの看板の前で記念撮影。
手作りの看板の前で記念撮影。
景品のお菓子選びにゆっくり付き合います。
景品のお菓子選びにゆっくり付き合います。

事後学習

今回の感想や課題を出し合いました。
今回の感想や課題を出し合いました。

交流会を終えた後、生徒たちで感想などを話し合いました。「他校や、他の地域ボランティアの団体の人たちと交流を持つことが出来、楽しく活動できた。」「様々な人たちとコミュニケーションをとることは大変でしたが、とても楽しく、気持ちが温かくなりました。」

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とても前向きな感想が多く、ボランティアサークル結成決定など、とても意欲的な様子が感じられました。


所感・振り返り

今回の交流会で強く感じたのは、生徒たちが受身ではなく、活き活きと自主的に行動していたことです。今何をすべきか自分で考え、行動することができました。このフェスタをきっかけに自分たちでまわりの生徒たちに声をかけて、ボランティアサークルを結成したのも印象的でした。

実施校・参加者

私立第一学院高等学校高萩校 (甲府キャンパス) 2年次生

女4名