DeNA株式会社「SNSゲームの安全な使い方」講座(愛知県・高校生)

DeNA株式会社様のご厚意により、講師の方にお越しいただいて、SNSゲームの危険性や安全な使い方について教えていただきました。

 

しごと講話:2015/2/19

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計画・進捗

最近はSNSゲームが好きな生徒が多いため、賢く使ってほしい、その危険性も知ってほしい、と考え、DeNA株式会社に講師派遣を依頼したところ、快く承諾していただきました。

事前打合せ・事前学習

<事前打合せ>

DeNA株式会社ネットマナー&セーフティ推進委員会の浅川美穂さんにお越しいただけることになり、電話で打合せを行いました。SNSゲームが大好きな生徒たちに、安全な使い方を理解しないと危険な部分もあることを伝えてほしい、とお願いをしました。

<事前学習>

DeNA株式会社についてまとめた小冊子を作成。その中でSNSゲームについても説明しました。

当日の様子

2月19日、淺川美穂さんが名古屋キャンパスに来校。東京からわざわざお越しいただきました。朝日新聞と中日新聞の記者の方も「SNSの安全な使い方は社会的関心が大きいです」と、取材に来てくださいました。淺川さんはSNSやSNSゲームについて説明され、様々なネットトラブルの具体例を示されました。

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そして、「SNSの利用は楽しいことや便利なこともたくさんあるけれど、使い方を少し間違えただけで犯罪に巻き込まれたり、プライバシーを侵害されたり、大きな被害に遭うこともある。だからこそ気をつけてSNSを賢く使ってほしい」と言われました。「自分たちだけのクローズされたところでSNSを使っていても、それが外部に漏れてしまったりすることもある。スマホで撮った写真から外部の人が撮影場所を特定した例もある」と警告していただきました。SNSゲームだけでなく、twitterやLINE、Facebookなどを利用している生徒が大半です。生徒たちは自分の問題として真剣に聴いていました。

淺川美穂さんのお話。
淺川美穂さんのお話。
真剣に話を聴く生徒たち。
真剣に話を聴く生徒たち。
淺川美穂さんのお話。
淺川美穂さんのお話。
新聞記者の方々の取材。
新聞記者の方々の取材。

事後学習

<事後学習>

ワークシートに意見・感想などを記入し、グループになって話し合いました。その後、グループの代表者に意見発表や代表質問をしてもらいました。

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<ワークシートの意見や感想>

・「SNSで、自分と相手の二人で話していたり、また、グループチャットでクローズされたところで話していたりするにもかかわらず、実は情報が外部に漏れていたり、個人情報が特定されたりすることなどを初めて知りました。いつも周囲に見られていることに気をつけて、これからSNSを使っていきたいなと思いました。また来てほしいです」(1年生男子)

・「私はあるスマホのゲームが好きで、ずっとはまっていた時期がありました。長く続けていると、やはりアイテムに課金がしたくなり、最初は少しだけ課金をしました。そのうち課金を繰り返すようになり、お小遣いだけでは足りなくなりました。貯金をおろして課金を続けていきました。お金のありがたみとか、何も考えずに課金を繰り返したことを今では反省しています。途中でこのままではいけないと考え、一切課金しないようになりましたが、今でも日常でイライラした時や、可愛らしいユニットが登場した時には課金したくなります。しかし、今回のお話を聴いて、やはりもっと自己管理する必要性を感じました。課金していた頃の私は、私がゲームで遊んでいたのではなく、ゲームに私が遊ばれていたのだと感じています」(3年生女子)

・「SNS依存は、生活リズムを壊したり、体調不良につながったりすることを知りました。ちゃんと時間を決めてSNSをやり、個人情報には十分気をつけようと思いました」(2年生女子)

ワークシート記入。
ワークシート記入。
生徒の意見発表。
生徒の意見発表。
グループ討議の様子。
グループ討議の様子。
生徒の意見発表。
生徒の意見発表。

協力先名・URL

株式会社DeNA

http://dena.com/jp/

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 1~3年次生

男子15名、女子11名