茶道体験!「一期一会」の精神を学ぶ(愛知県・高校生)

茶道家の渡会悦子先生にお越しいただき、茶道の歴史とその精神である「一期一会」についてお話いただきました。講話後は、お茶の点て方の基本を伝授していただきました。

 

しごと講話:2014/11/18

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計画・進捗

名古屋キャンパスの職員が地域の中学の式典に参加した際、近くに座っていた茶道家の渡会悦子先生と親しくなり、各地の学校で茶道を教えていることを知りました。是非とも名古屋キャンパスにお越しいただきたいと依頼したところ、快く承諾していただきました。

事前打合せ・事前学習

10月17日、渡会先生を訪問し、打ち合わせを実施。一人に一つずつお抹茶のセットを用意していただけることになりました。渡会先生は、「少しでも多くの若者たちに茶道のことを知ってもらえたら」とおっしゃっていました。

当日の様子

渡会先生の講話
渡会先生の講話

11月18日、渡会悦子先生によるしごと講話を実施。最初に、茶道の歴史を学びます。

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次に、各地の学校で茶道を教えていること、今日用意してきたお抹茶は多くの手間と感謝の気持ちを込めることで、飲んだ時の味がすごく美味しくなることをお話されていました。お茶の道具についても一つひとつ丁寧に説明していただきました。その後、黒板に「一期一会」という言葉を書き、その言葉の持つ意味、込められた想いについても教えていただきました。


事後学習

講話終了後、渡会先生の指導のもと、一人ひとりお抹茶を点てました。お抹茶をいただいた後には、ワークシートに意見や感想を書きました。

<ワークシートの意見・感想>

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・「僕は最初、この講義があることを聞いて、何だかとても堅苦しいイメージを持ちました。しかし、渡会先生のお話に触れていると、とても分かり易く、また茶道も親しみ易いことが理解できました。お菓子の金平糖も美味しかったです。僕はこの茶道体験を通して、日本人の『おもてなし』の心や礼儀正しさについて学べたように思います」(2年生男子)

・「初めてお茶を点ててみましたが、一つひとつの動作が大切だと分かった。お茶を点てたら、心がとても落ち着いた。またやってみたいと思いました。母が茶せんを持っていたと思うので、また自宅でも点てられたらと思っています」(2年生女子) ・「お茶は美容と健康に良いと聞いて、機会があれば私も習いたいと思いました。一度しっかりお茶について学んでみたいと思いました」(3年生女子)

・「自分の母親も、裏千家の茶道を習っていました。だからとても良い経験ができたと感じています。また、季節をお菓子とお茶で感じられることを教えていただき、何だか日本文化らしいなと感じました。家にある茶道具を使って、またお茶を点てたいと思っています」(2年生男子)

茶道体験での渡会先生の指導
茶道体験での渡会先生の指導
一人ひとりお抹茶を点ててみます
一人ひとりお抹茶を点ててみます

お抹茶を点てる様子
お抹茶を点てる様子
渡会先生がご用意してくださったお抹茶のセット
渡会先生がご用意してくださったお抹茶のセット

所感・振り返り

渡会先生が分かり易く楽しく講話をしてくださったので、生徒たちはお茶にとても親近感を持てたようです。お抹茶を点てる体験もさせていただき、非常に有意義な時間となりました。

協力先名・URL

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(名古屋キャンパス) 2・3年次生

男子6名、女子3名