祭りの備品ボランティア&ねぶた引きボランティア(千葉県・高校生)

柏キャンパスはJR柏駅の目の前ということもあって、例年、「柏まつり」という大きな祭りが行われています。今期は商工会議所および柏南口商店街の方々のご尽力もあって、特別に祭りで使用する鈴作りとメインイベントのねぶたパレードにボランティアとして参加させていただくことができました。

 

ボランティア実施日:2014/7/26

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計画・進捗

柏南口商店街の方から柏まつりへの参加のお話をいただけたので、初の試みとして参加を決めました。初めは少人数でとのことだったので、5名の参加となりました。

事前打合せ ・ 事前学習

これからの取り組みに皆真剣な面持ちです!
これからの取り組みに皆真剣な面持ちです!

実施前に事前学習を行いました。過去の映像を見せ、柏まつりとは何たるかを説明しました。また、今回の目的が何なのか、どういった部分に着目してこの貴重な時間を過ごすのかを確認することも同時に行いました。


当日の様子

7月26日当日はお昼ごろに近隣の幼稚園に集まり、地域の方々と一緒に鈴づくりと立て看板作りを行いました。雑談を交えながら和気藹々とした雰囲気の中で、生徒たちは嬉々として作業をしていました。

お昼を挟んで、夕方からはねぶたパレードに参加し、ねぶたを引っ張る役目を任せていただきました。総重量2トンとも言われるねぶたの迫力は凄まじいものがあり、驚嘆の声が上がっていました。沿道で多くの人が見つめる中で、生徒たちは立派にねぶたをひきました。

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また、ねぶたの運行は危険な部分もあり、沿道の人が急に飛び込んできたり、少し気を抜くと露店や電柱にぶつかってしまったりということが起きかねないので細心の注意を払う必要がありました。生徒はその緊張感を味わいながら、地域のために精一杯取り組むことができました。

参加者が身に付ける鈴飾りを作っています。
参加者が身に付ける鈴飾りを作っています。
立て看板作り。翌日のイベントのために頑張ってます。
立て看板作り。翌日のイベントのために頑張ってます。

さあ、2トンのねぶたを引っ張るぞ!
さあ、2トンのねぶたを引っ張るぞ!
暗くなるとさらに素敵なねぶたになります。
暗くなるとさらに素敵なねぶたになります。

事後学習

事後指導として、当日の感想と柏まつりでお世話になった南口商店街の方へのメッセージの作成を行いました。

「少し不安でしたが、いざ体験してみると参加する前までの気持ちも忘れて集中できました」、「実際にねぶたをひいてみると迫力があって、来年も参加したいです」といった前向きな言葉がたくさん出てきました。印象的だったのは、見ているよりも実際にやってみたほうが面白いと皆口々に言っていたことでした。

所感 ・ 振り返り

今回初の試みで手探りの中での実施でしたが、地域の皆さんの温かい力添えのおかげで楽しく活動することができました。地場の祭りに参加することで、郷土愛を深めることもできましたし、大人が必死に汗をかいて祭りを盛り上げる姿を見て、生徒にも感じるものはあったと思います。そして、なにより経験のないもので不安があっても、飛び込んでみると意外と楽しいということに気づいてくれたことが大きな収穫だと思います。

協力者 ・ 生徒の声

協力者の声

実際に祭りに参加してもらって、大人が真剣にぶつかっている姿を見て感じたものがあると思います。来年以降もぜひとも参加してくれたらと思います。

 

柏南口商店会 冨永さん

 

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生徒の声

当日は、地域の皆さんが明るく声をかけてくれたので緊張もほぐれました。この祭りに参加できて、たくさんのワクワクと楽しさを感じることができました。ありがとうございました。

 

協力先名

柏南口商店街

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(柏キャンパス) 2・3年次生

男子5名、引率3名