吉本興業グループ よしもとクリエイティブ・エージェンシー東海支社様のご厚意により、支社長の井上淳さんにお越しいただき、しごと講話を行いました。井上さんは、支社長になる前にタレントの間寛平さんのマネージャーをしていて、その中で経験した間寛平さんのすごさや素晴らしさについて、感動的な話を幾つもしていただきました。そして、今後の吉本興業グループの企業戦略についても語っていただきました。生徒たちにとって非常に感動的な時間となりました。
しごと講話：2014/9/24
計画・進捗
人に喜びを与える仕事や人を幸せな気分にさせる仕事をしている方にお越しいただき、しごと講話をしてもらいたいと考えていました。よしもとの芸人さんが好きな生徒がいたので、吉本興業グループに聞いてみようとアプローチをしたところ、よしもとクリエイティブ・エージェンシー東海支社の支社長、井上淳さんに快諾していただきました。
事前打合せ ・ 事前学習
＜事前打ち合わせ＞
8月4日（月）に、名古屋にある吉本興行グループの事務所を訪問。支社長の井上淳さんと打ち合わせを行う。吉本興業株式会社は2007年に分社化して、吉本興業名古屋もよしもとクリエイティブ・エージェンシー東海支社という名前になったこと。創業100年ということもあり、これからの100年に向けて、地域に根付いた笑いを提供できて、地域の<笑い>のインフラを作ろうとしていることを話されました。「名古屋で働いていますが、私は関西出身者です。
吉本も関西発の企業です。名古屋でも、関西の企業がたくさん頑張っています。また、第一学院高校も関西の会社で、関西出身の教師も何人もいると聞きました。そういう頑張っている人たちのためにも、この名古屋の地で、関西出身の私も率先して頑張られねばと考えてきました。しかし、これからは関西にこだわることなく、地域に根付く企業であらねばと考えています。<大坂の笑いを名古屋に>ではなく、<名古屋の笑いを名古屋に>提供てぎる弊社でありたいと思っています」と言われる。
＜事前学習＞
よしもとクリエイティブ・エージェンシー東海支社について説明した小冊子を作成。生徒たちに配布して、当日までに読んでくるように指導しました。
当日の様子
9月24日（水）12時50分から井上淳さんによるしごと講話を実施。支社長をする前は、タレントの間寛平さんのマネージャーをしていたこと、テレビのチャリティ番組で、間寛平さんが神戸から東京まで走り続けた時、自分も後ろから自転車で走ったことを話されました。人の何倍も頑張り走り続ける間寛平さんを見て、芸人のすごさに触れたことを話されました。
そして、テレビ制作にかかわった後、支社長として名古屋に来られたことを話されました。さらに吉本興業グループは、これからの100年に向けて、三つの企業戦略を立てていることを話されました。一つは、地域に根付き、地域の<笑い>のインフラをつくる企業になること。今、都道府県すべてに、吉本興業グループの芸人が住んでいることを話されました。二つ目は、アジアに<笑い>を広げる企業になること。三つ目は、デジタルの世界にも、吉本興業グループが<笑い>を提供できる企業になることを話されました。とても誠実で真摯な井上さんのお話に、生徒たちは引き込まれ感動していました。
事後学習
＜事後学習＞
しごと講話終了後、ワークシートに意見や感想を記入しました。ワークシートをもとにグループで意見や感想をまとめ、代表者に発表してもらいました。最後は皆で記念写真を撮りました。
＜生徒たちの意見や感想＞
・「井上さんが間寛平さんのマネージャーとして芸人のすごさに触れた部分を聞いて、とても素晴らしいと感じました。私も井上さんのようにすごい人に出会えて、自分の人生を頑張って生きていければ良いなと感じました」（1年女子）
・「私は将来、放送作家になりたいと思っています。そのため、井上さんのテレビ制作の話はとても参考になりました。放送作家は簡単になれない仕事だと思っています。でも、夢を持って、その夢に向かって頑張りたいです。私も何かやると決めたら、全力でそれに向かって取り組みたいです」（3年女子）
・「吉本興業グループが100年先まで企業戦略を立てていることを知り、とても壮大な企業だと感じました。笑いを提供することで、成り立つ企業なので、非常にすごいと感じました」（1年男子）
所感 ・ 振り返り
とても感動的な時間で、生徒たちも喜んでいました。これからも生徒たちが感動できる、素晴らしいしごと講話を提供できたらと考えています。
協力先名・URL
よしもとクリエイティブ・エージェンシー「名古屋よしもと」
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校（名古屋キャンパス） 1年次生
男子7名、女子7名