入試や就職試験を間近に控えた3年生を対象に、身だしなみやマナーの大切さ、第一印象の重要性などについて考える機会を持ちたい。そこで今回、洋服の青山桑野店にご協力をいただき、「スーツの着こなし講座」を実施した。生徒たちはとても熱心にお話を聞き、メモを取ったり質問をしたりする姿が見られた。社会人としての基礎を学ぶ、良い気づきの場になったようだった。
しごと講話：2014/6/24
計画・進捗
高校3年生といえば、希望進路を実現する最終学年。社会で活躍できる人材になるために、身につけて欲しいことの一つとして、マナーがある。そこで、これから就職試験や大学･専門学校の受験を控えている3年生を対象に、身だしなみや所作などのマナーについてお話をしていただけないかと考え、5月に洋服の青山郡山桑野店へ依頼の電話をしたところ、快くお受けいただいた。
事前打合せ ・ 事前学習
5月21日に店長の富永さんと内容や準備物の打ち合わせをさせていただき、いざ当日を迎えることになった。また、生徒には、当日男子はネクタイの結び方のレクチャーがあるので必ずネクタイを持ってくること、女子も聞きたいことがあれば考えておくように話をした。
当日の様子
6月24日、洋服の青山郡山桑野店の店長さんと女性スタッフの方が来校してくださった。生徒男女1名ずつにスーツモデルをお願いしたところ、初めてスーツに袖を通した姿はいつも見慣れた姿とは違って新鮮な印象があり、おのずと他の生徒から拍手が沸き起こった。
その後、店長さんから、「おしゃれと身だしなみの違い」、「スーツの選び方のポイント」、「ネクタイの正しい結び方」、「お手入れの仕方」などについて、実演しながらお話いただいた。後半は男女にわかれ、スーツの着こなしのポイントや色選び、形の違いによる印象の変化についてなど、質疑応答をしながらレクチャーをしていただいた。みな真剣に話を聞き、積極的に質問をする姿も見られた。
事後学習
参加した生徒は、TPOに合わせた身だしなみやマナーの必要性について学べたようだ。「今までで一番うまくネクタイが結べた」、「スーツも色や形の選び方で、見る人の印象がだいぶ変わるのがわかった」などの感想が聞かれた。
所感 ・ 振り返り
社会に出る一歩手前の3年生にとって、身だしなみやマナー、第一印象の大切さなどに気づくことができ、大きな学びの機会となった。間近に迫る入試や就職試験に向けて気持ちを新たにした様子が窺えた。
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 高萩校（郡山キャンパス）
男子17名、女子9名