ボランティア活動~ボランティアセンター主催バザー物品値付けのお手伝い~(山梨県・高校生)

甲府キャンパスから歩いて15分ほどのところにある山梨県ボランティア・NPOセンターにてボランティア活動を行いました。後日開催されるボランティアフェスティバルのバザー物品に値段を付ける作業のお手伝いです。グループの中で、地域の方々とコミュニケーションをとりながら物品の値段を決めていく作業は、生徒にとって良い経験となりました。地域の方々との触れ合いや会話から生徒たちに笑顔が増えたのが印象的な今回のボランティア活動でした。

 

ボランティア実施日:2014/7/17

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計画・進捗

ボランティア活動を通して、地域貢献、他者貢献の意識を学ぶことができればと、以前から山梨県ボランティアセンターの職員の方々にご協力いただいていました。5月には、生徒対象にボランティアについての講義なども開いていただきました。7月17日(木)、ボランティアセンターにてバザー物品の値付けのボランティア活動があると聞き、参加を依頼しました。

事前打合せ ・ 事前学習

出発前に参加生徒で集まり、ボランティアの内容確認と、今回初めて参加する生徒もいることから、ボランティアの意義について話し合いました。以前ボランティアセンターの方がおっしゃっていた「人が人を大切にする社会」、「お互いが気軽に助け合える環境を」との言葉が、何度か生徒たちからあがり、「自分たちにできることからやっていきたい」、「人の喜ぶ顔や笑顔を見たい」など、ボランティアに対する率直な気持ちを出し合いました。

当日の様子

7月17日(木)午後、ボランティアセンターにて自己紹介をし、作業の説明を受け、物品の種類別にグループに分かれて値付け作業を始めました。最初はやや緊張気味の生徒たちでしたが、地域の方々と「これはいくらにしようか?」「材質はどうですか?」「これは・・・」と楽しくコミュニケーションをとりながらの作業で、次第に笑顔が見られるようになり、和気あいあいとした雰囲気で作業を進めることができました。

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作業終了後は、「『ありがとう』や『お疲れ様』と声をかけてもらえてうれしかった。自分も少しずつ周りに声をかけられるようになろう。」、「今度はバザーのお手伝いもしたい!」といった感想があがり、生徒たちの表情から心地よい充実感が感じられました。

お互い気持ち良くあいさつをしてからグループごと打ち合わせ。
お互い気持ち良くあいさつをしてからグループごと打ち合わせ。
みんなで協力して取り組みました。
みんなで協力して取り組みました。

グループ内で相談しながらの値付け作業。
グループ内で相談しながらの値付け作業。
楽しくコミュニケーションをとりながらの作業。
楽しくコミュニケーションをとりながらの作業。

たくさんの物品の中、張り切って運びます。
たくさんの物品の中、張り切って運びます。

事後学習

終了後の振り返りでは、参加生徒それぞれが学んだことや感じたことを話し合いました。「楽しかったです。とても勉強になりました。」、「職員の人やボランティアの人たちがみんな笑顔で楽しそうに作業をしていた。こちらまでうれしくなり、良い気持ちで活動できた。ありがとうございました。」、「初めてのボランティア活動で緊張したけれど、周りの方が話しかけてくださり、楽しく作業できた。」など、生徒たちは様々な感想と共に職員の方たちへ感謝の気持ちを表していました。

所感 ・ 振り返り

今回、活動内容も心に残ったようでしたが、それ以上に一緒にボランティア活動をした職員、地域の方々の周りへの気配りや笑顔が印象的だったようです。ボランティア活動を通じて相手への思いやりも学ぶ良い機会となりました。これからもこのような活動を通して生徒の他者貢献、社会貢献をサポートしていきたいと思います。

生徒の声

ボランティア活動をしたことがなく、はじめは不安でした。今回参加して感じたことは、職員や地域の方々が楽しんでボランティア活動をしているということです。私もこれから楽しみながら他者貢献していきたいです。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(甲府キャンパス) 2・3年次生

男子4名、女子4名