第一学院高校を運営する株式会社 ウィザス。幼児から高校生までを対象とする「学習塾事業」、並びに「高校・キャリア支援事業」 を提供している総合教育サービス企業。その運営本部の総務部より課長の小川匡俊さんをお招きし、会社組織についての学習をします。防犯や防災に関して、会社にはこんな部署がある、など具体的な話を聞きます。なお、この授業は中央職業能力開発協会｢認定講座総務｣の一環として行います。
しごと講話：2014/7/2
計画・進捗
大阪キャンパスでは、中央職業能力開発協会の｢認定講座：総務｣を開講しています。公式テキストを中心に授業を進めていますが、7/2(水)は特別授業として、実際に会社の総務部の現場で働く方を講師に生きた学習をします。
会社組織には、総務・経理・人事・広報を始めとした多岐にわたる業務があります。我々の眼に見える部分だけではない業務があり、多くの人に支えられています。より理解を深め、社会を知る機会とします。
事前打合せ ・ 事前学習
毎週水曜日に開講している中央職業能力開発協会｢認定講座：総務｣の授業において、事前学習を進めます。講師の小川さんとも授業における打合せを行いました。
会社組織における各部署の業務内容、防犯や防災における取組み、また実際に働く中でのやりがい・苦労する点などを話していただき、生きた学習が出来るようにお願いをしました。小川さんも公式テキストを踏まえて、生徒が楽しみながら学習が出来るように時間を取って準備をしてくださいました。
当日の様子
１年生の生徒を中心に、参加を希望する２･３年生も出席しました。なかには将来会社を作りたい！そんな生徒も居ました。講師をしてくれた小川さんは、とても話が上手な方で、熱のこもった講座となりました。総務部の仕事の具体的な内容から、広報や経理、人事や法務部門の仕事のことなど、会社組織における各部署が互いに支え合って組織が成り立っていること、日常における遣り甲斐や苦労する点などを、生徒を惹きつけながら、楽しく教えていただきました。
他者評価を大切とし、資格試験への挑戦を通じて向上心を常に持つこと、他人の考えや方法をまず受け入れてみること、社会人としての心構えについても、小川さんは熱心に語られておりました。生徒の表情も真剣であり、熱心に聞いていました。
事後学習
振返りシートの記入をします。驚いたこと、役に立ちそうなこと、深く学んだことを振返ります。更に中央職業能力開発協会｢認定講座｣総務の授業へとつなげます。また、生徒の感想には｢秘書検定に挑戦したい｣｢自分がやりたいことを一生懸命やってみたい｣｢自分がやりたい仕事の内容をしっかり調べたい｣｢世の中の勉強になった｣｢自分ひとりで決めないで、他人の意見も大切にしたい｣などの声が上がっていました。また楽しい時間となったようで、面白かった！という声が数多く出ていました。
所感 ・ 振り返り
集中が途切れることなく、生徒がお話を聞くことが出来ました。感想から生徒個々に様々な思いが残ったようで、社会を身近に感じる機会であったことを感じるものでした。やはり生の声を聞くことは、生徒の心に響くようです。今後もこういった機会を多く設けていきたいと思います。
協力者 ・ 生徒の声
<協力者の声>
生徒のみんなもしっかり話を聞いてくれて、話がしやすかったです。興味を持って聞いてくれたなら良かったです。みんなの将来の参考になれば幸いです。
<生徒の声>
｢秘書検定に挑戦したい｣｢自分がやりたいことを一生懸命やってみたい｣｢自分がやりたい仕事の内容をしっかり調べたい｣｢世の中の勉強になった｣｢自分ひとりで決めないで他人の意見も大切にしたい｣
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校（大阪キャンパス） 1～3年次生
1年生：3名、2年生：2名、3年生：5名