自分の将来の仕事について考える機会を持ち、自ら適切な進路選択を行い、行動に踏み出す気持ちを養ってもらうことを主たる目的としました。

事前に電話で打ち合わせを行いました。生徒が自分の長所や適性を見出し、具体的な進路や仕事に対するイメージ・目標を抱けるようなお話をしていただければとお願いしました。

平成26年6月18日（水）に学校法人吉田学園の熊谷忠光様にしごと講話をしていただきました。「夢本」という業種別に分かれた冊子をもとにお話は進みました。公務員や福祉、医療、幼児教育、自動車、動物、スポーツについて様々な職種の紹介と違いについて丁寧にご説明いただきました。興味のある職業のページを食い入るように眺めていた生徒たちの姿が印象的でした。

講話終了後に熊谷様への質疑応答の時間を取り、より分野と職業への理解を深めた後、事後ワークを行いました。生徒からは、「資格取得後の専門学校と大学の待遇の違いはありますか？」、「大学と専門学校の就職率の違いについて教えてください」などの質問が挙がりました。特に3年生は進路選択が間近に迫っているのでより積極性が感じられました。

事後ワークの感想には、「大学・短大と専門学校との進路選択の比較で、より具体的に違いが理解できました。」、「専門学校進学を考えるきっかけになった」などが書かれており、進路選択の幅や考え方を広げる良い機会になったと思います。幼児教育や医系に興味を持つ生徒が多かったため、今後はそれらの職種の職場観察やしごと講話を開催し、さらなる職業観の醸成を図っていきたいと思います。

私立　第一学院高等学校 高萩校（札幌キャンパス）

男子10名、女子8名