日頃お世話になっている地域に対して感謝の気持ちを込めて貢献するために、1年生は清掃ボランティア活動を行っています。昨年は3回実施し、今年も4月に高崎市へ登録をかけて年3回以上実施する計画を立て、第1回は4月23日に行いました。2・3年生の有志も集まり、これまでの経験を活かして1年生をリードしながら一緒に活動の輪を広げる予定です。

高崎市に実施計画を報告し、今年度の登録をしました。4月18日の授業では、ボランティア活動の趣旨と内容を説明し、日頃お世話になっている地域への貢献について考えました。

4月23日、12時50分に集合し、ルートごとに4班に分かれ、高崎駅を中心に歩道のゴミ拾いを実施しました。生徒同士ペアになり実施したことで、新入生のコミュニケーションの場にもなりました。約1時間の間に、タバコの吸殻や空き缶、雑誌などを拾い、ゴミの仕分けまでして終了。歩いていると、地域の方から「どこの学校？」「暑い中お疲れ様。ありがとう」と声をかけられ、生徒も地域に貢献している実感を得られた様子。

活動終了後、事後学習としてボランティアの振り返りと感想をワークシートに記入してもらいました。「最初はきつくて楽しくないと思っていましたが、いざ体験してみると地域に貢献することができて嬉しかったです」、「疲れたが、高崎市が少しでも綺麗になったので充実感があった」、「人の役にたちたいと思っていてボランティア活動に興味があったが、今後も継続して参加したいと思った」などの振り返りがあり、地域貢献について改めて考えるきっかけになったようです。

生徒は今回の清掃ボランティア活動を通じて、感謝の気持ちと地域への貢献を感じることができたようです。特に、地域の方から声をかけられたことは、生徒の励みになりました。また、コミュニケーションの輪も広がり、今後の学校生活や次回のボランティア活動への土台作りにもなりました。「たかさきアダプトまち美化活動」の他にも、地域の方と接する機会のあるボランティア活動を取り組んでいきたいと思います。

私立　第一学院高等学校　高萩校（高崎キャンパス）　1～3年次生

男子16名、女子20名