やってみよう!ボランティア(栃木県・高校生)

宇都宮市まちづくりセンター“まちぴあ”の小倉さんにボランティアについて講演していただきました。その中で、「実際にやってみて、考える、感じる」ことがボランティアをやる上で大切であると教えていただきました。それ以外にも生徒たちにはいろいろな気づきがあったようです。

 

しごと講話:2014/5/21

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計画・進捗

活気のある、そして地域に貢献する学校を目指すためにも、ボランティアの良さをまず生徒たちに知ってもらう機会を作りたいと思いました。そこで、ボランティア団体などを支援している宇都宮市まちづくりセンター“まちぴあ”に講話していただきたいと思い、3月に“まちぴあ”の小倉さんに電話でお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

事前打合せ ・ 事前学習

“まちぴあ”の小倉さんに電話で何度か当日の詳細について確認をしました。授業の後半の部分で、子どもをはじめ、いろいろな方を笑顔にできる”ワザ”を身に着けられるようバルーンアートの体験もしていただけることになりました。

当日の様子

5月21日、講話に向けて、ピアサポーターの生徒たちが昼休みの時間を使い、黒板にいろいろなイラストや文字を描いてくれました。これで、小倉さんを迎える準備は万端。12時30分に小倉さんが校舎に到着し、最終的な流れを確認しました。12時50分、講話スタート。まず初めに自己紹介をされた後、“まちぴあ”の活動内容についてスライドを使いながら丁寧に説明してくださいました。

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その後、ボランティアの紹介をしていただいき、休憩後にみんなが楽しみにしていたバルーンアート作りが始まりました。小倉さんはウシの着ぐるみを着て、まずは犬の作り方をみんなが理解できるようにゆっくりと丁寧に教えてくださいました。生徒たちは他の人と自分のを比べながら、楽しそうに作業をしていました。犬をクリアすると、ハート型や剣にも挑戦。中には独自の作品を作る生徒もいました。生徒たちはボランティアに必要な“実際にまずはやってみる、チャレンジすることの大切さ”を学んだようです。

小倉さんの自己紹介
小倉さんの自己紹介
仕事内容の説明
仕事内容の説明

バルーンアート作り
バルーンアート作り

事後学習

講話終了後、事前に配布していた気づきシートを記入してもらいました。生徒たちのシートを見てみると、「楽しかった」、「バルーンアートを作って人を喜ばせるボランティアがあったらやってみたい」など、とてもポジティブな言葉がたくさん書かれていました。

所感 ・ 振り返り

今回の講話やバルーンアート作りを通じて、生徒たちはボランティアのみならずいろいろな活動を“実際にやってみて、考える、感じる”ことの大切さに改めて気づくことができたようです。これからもいろいろな活動の中で、生徒自身がそのものを楽しむことに加え、刺激をもらって、より成長できるような機会を作っていきたいと思います。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(宇都宮キャンパス) 1~3年次生

男子11名、女子16名