朝日新聞名古屋本社様のご厚意で、朝日新聞社で職場観察をさせていただきました。新聞記者の方や、カメラマンの方との交流を通して、新聞がどのようにして出来ているのか、そしてどんな役割があるのかを学んできました。
職場観察実施日：2013/12/11
計画・進捗
「将来はマスコミの仕事に就きたい」とか、「マスコミの仕事に興味がある」という生徒たちがいます。生徒たちを直接新聞社へ連れて行き、マスコミの仕事とはどんなものなのか、特に社会的に影響力のある新聞社の仕事とはどんなものなのか、いろいろなことを学ばせたいと考え、新聞社への職場観察を企画しました。
事前打合せ ・ 事前学習
朝日新聞名古屋本社に、電話でアプローチ。担当の方がとても親切で、すぐに承諾のお返事をいただく。事前学習として、朝のホームルームなどで、各新聞社の特色などを学ぶために、記事を配布して読み比べをしてみる。
当日の様子
12月11日（水）、朝日新聞名古屋本社を訪問。まず朝日新聞を紹介するビデオを鑑賞。そして新聞記者の方や、カメラマンの方と交流して、仕事のお話を伺う。カメラマンの方は、仕事で使うカメラ機材などを持ってきてくださり、一つひとつ丁寧に説明してくださった。
その後、新聞の編集室や各部署を案内していただき、たくさんの人たちがいろいろな仕事を担当して、初めて新聞というものが出来上がることを学ばせていただく。
事後学習
事後学習としてワークシートに意見や感想を記入。そして朝のホームルームで、参加した生徒たちに自分の感じたことや思ったことを発表するように指導。さらに名古屋キャンパスでは、中日新聞と朝日新聞の両紙を購読しているので、読み比べて新聞の個性について考えてみるように指導していく。
所感 ・ 振り返り
本物の新聞記者、そしてプロのカメラマンとの交流の中で、生徒たちは知的好奇心が大いに刺激されたようです。訪問した翌日の朝日新聞名古屋版には訪問の様子が掲載され、生徒たちが話題にしていました。「今度は他の新聞社にも行ってみたい」と言う生徒もいて、新聞への興味が広がったようです。
生徒の声
小笠原 暁哉さん
・朝日新聞の記事は、全国どこでも同じで、違うのは地域面だけだと思っていました。ところが新聞の一面などの記事やタイトルでも、その大きさや内容が、東京や大阪の朝日新聞とは微妙に違っていることを知り、とても驚きました。また、新聞記者の方もカメラマンの方も「忙しい」とおっしゃっていたので、いろいろ大変なのだろうなと感じました。
協力先名・URL
実施校・参加者
私立 第一学院高等学校 養父校（名古屋キャンパス）
男子8名、女子2名