地域の子ども会でのクリスマスイベントをプロデュース(岡山県・高校生)

岡山市北区の子ども会の方から、クリスマス会のお手伝いのボランティア依頼がありました。打合せをする中で、「当日のお手伝いだけでなく、クリスマス会そのものの企画や運営をやってみませんか」というお話をいただき、思い切ってチャレンジすることにしました。

 

ボランティア実施日:2013/12/21

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計画・進捗

ボランティア活動を通して地域の方とのつながりを実感する機会が増えてきました。新しく生まれたつながりを通して、たくさんの感動に出会うことができました。

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お手伝いとしてのボランティアから一歩踏み出して、地域の方にもっと喜んでもらえるにはどうしたらいいかを考え、具体的に行動することで、新しい発見や気付きがありました。


事前打合せ ・ 事前学習

通常の事前指導とは別に、今回は生徒一人ひとりのアイデアや意見をもとに話し合いを進めていきました。自分たちで企画し、自分たちで運営する、その中には地域の方たちへの感謝や参加する人に喜んでもらいたいという思いがたくさんあふれていました。

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企画運営をする生徒、部活動を通して発表の準備をする生徒(ジャグリング部)、裏方のスタッフとして飾り付けや設営の準備をする生徒、会で使用する小物の作成を行う生徒等、皆で積極的に関わることができました。こんな風にしたいというイメージを、具体的に形にすることの難しさや、大変さも学びました。




当日の様子

子ども会当日(12月21日)は小雨が降るあいにくの天気。気温は8度、さすがに寒いです。どんよりと曇ったこんな寒い日に、果たして子どもたちは集まってくるのか…不安が募ります。

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単なるお手伝いとしてのボランティアと違い、責任重大です。寒さと緊張で身の引き締まるような思いです。会場での最終打合せや飾り付けが済み、後は子どもたちを待つばかりとなりました。開始時間前(かなり早くでした)子どもたちの元気な声が聞こえてきました。「あっ!みんな!来た!」と思う間もなく、たくさんの子どもたちが会場に入ってきます。


事後学習

全てが終わった後、生徒たちはそれぞれに充実感と達成感を得ていました。かなり動揺してしまい、段取り通りにならないこともありましたが、何とかチームワークで乗り越え、お互いに助け合うことができました。子どもたちの反応も嬉しいものでした。ふと自分たちの子ども時代を振り返った一日でもありました。

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帰りはかなり本降りの雨。気温もさらにぐっと下がっていたけれど、雨にぬれながらの帰り道、心にはほっこりあたたかさがともっていました。子どもたちから後日、感謝状や手紙が届きました。一部をご紹介します。

「第一学院高等学校のみなさんへ。クリスマス会に来てくれてありがとうございました。とっても楽しかったです。僕たちは毎年クリスマス会を楽しみにしてます。今年は高校生のお兄さんやお姉さんが来てくれるということを聞いて、いつもと違う感じでワクワクしていました。一緒に遊んでくれたり、紙芝居やジャグリングを見せてくれたり、あっという間に時間が過ぎました。サンタクロースのお兄さんにクリスマスプレゼントももらいました。嬉しかったです。また来年も会えるといいなあと思います。ありがとうございました。」

所感 ・ 振り返り

生徒たちから、こんなボランティアをやってみたいという意見や、頼まれたことをこなすだけでなく、自分たちでもっと考えてやってみたいという自主性がみられるようになりました。別のボランティアの準備にも、今回のボランティアでの経験が活かされていきそうです。

協力者の声

<協力者の声>

高校生のボランティアと一緒に活動したのは初めてです。高校生たちに遊んでもらうことも新鮮でした。ヤンチャな子どもたちもいるのできっと大変だったと思いますが、一人ひとりがとっても優しくて、一生懸命接してくれていました。またご一緒できる機会がありましたら、ぜひ一緒に活動していきたいと思います。ありがとうございました。

協力先名

岡山市北区一宮子ども会

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(岡山キャンパス)

男子10名、女子10名