『みなとまちのアート事業に触れる』(兵庫県・高校生)

「神戸波止場町TEN×TEN」に行ってきました。ここは「次世代のみなとまちづくり」をテーマに活動している「NPO法人神戸グランドアンカー」が、みなと活性へのひとつの取り組みとして、「芸術文化の発信拠点」創成に向けて開設されました文化交流施設です。アート好きの人や、アーティストが集まる交流の場です。この施設やアーティストの活動の様子を見せていただき、施設の運営や活動についてのお話をお聞きしたり、制作体験をさせていただくことができました。

 

職場観察実施日:2013/9/27

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計画・進捗

海の近くにある神戸ならではのアート施設ということで、関心を持っている職員や、絵やものづくりに興味を持つ生徒が多いということもあり、TEN×TENさまに見学の希望を打診しました。趣旨、生徒のお話をさせていただいたところ、見学や体験についてご快諾いただき、お約束させていただく運びとなりました。

事前打合せ ・ 事前学習

見学させていただく内容やお聞きするお話の内容について、ある程度打ち合わせさせていただきました。そして、生徒同士でも、どのような施設であるのかを下調べしておきました。

当日の様子

まず、職員の方に館内をご案内していただき、各種教室やアーティストのアトリエ、展示スペースなどいろいろな作品を見学・鑑賞させていただきました。そのあと、彫金やガラス絵の制作体験に挑戦。慣れない道具に生徒たちはドキドキの様子でした。

アトリエや展示ブースを見せていただきました
アトリエや展示ブースを見せていただきました
彫金体験。初めての道具・作業に夢中!
彫金体験。初めての道具・作業に夢中!

こちらはガラス絵体験です。
こちらはガラス絵体験です。

事後学習

見てきたものやお聞きしたお話を振り返ったうえで、お礼の色紙をメンバーで作成し、お渡ししました。また、体験で制作した作品についても、誰かにあげるのか、どのように置いておくのか、などを話し、生み出された「作品」というものについて考えてみました。

所感 ・ 振り返り

“作品を見るもの”としてだけでなく、間近で見、そして実体験を通してアーティストの活動やアートに触れることができた、非常に有意義な機会となりました。

協力者 ・ 生徒の声

<協力者の声>

日常ではあまり見ることのないものを見ていただけたと思います。制作してもらった作品はひとりひとり素敵なものに仕上がっていました。

また、別のイベントなどの機会にもぜひ来てください。

 

<生徒の声>

プロの作品や制作途中のものを見て、やっぱりすごいなと思いました。

見たことも使ったこともない道具を使った体験は、ドキドキしたけれどおもしろかったです。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 養父校(神戸キャンパス) 2・3年次生

男子2名、女子3名