★動画あり★みんなでワッショイ!青葉区民まつりボランティア(宮城県・高校生)




今年で25回目となる仙台市青葉区の『青葉区民まつり』。熟練の技が光る職人街、若者の発表の場となるアートプロジェクト、こどもの国やステージ発表など幅広い年齢層で楽しめる企画を区民が手作りで作り上げています。運営には約130名ものボランティアスタッフが活躍しており、仙台キャンパスでも昨年を大きく上回る人数の生徒が立候補しました。

 

ボランティア実施日:2013/11/3

計画・進捗

青葉区民まつりは「区民の手作りのまつり」で、出展者や出場者はもちろん、運営ボランティアも「ひとりひとりが主人公」として全員が楽しみながら作り上げるお祭りです。他者への貢献を通して達成感と自己肯定感を育む貴重な経験となります。そして、何よりも「自分たちが楽しんで祭りを盛り上げたい」という思いがあってのボランティア参加となりました。

事前打合せ ・ 事前学習

写真を見ながら、みんな熱心に聞き入っています
写真を見ながら、みんな熱心に聞き入っています

9月6日、青葉区民まつり実行委員の方にお越しいただき、仙台キャンパスで事前説明会を行いました。写真をもとに、祭りの概略やボランティアの役割について分かりやすく説明していただきました。

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その後、10月25日のボランティア全体説明会に参加。他校や企業からのボランティアの方々とも顔を合わせ、当日の役割が発表となり緊張感が高まります。本番直前の11月1日、校内最終ミーティングを行い、当日の諸注意などを確認しました。やる気と緊張感の中、モチベーションを上げて楽しく当日を迎えられるよう、皆で意志統一をしました。


当日の様子

11月3日8時30分、生徒たちはやる気に満ちた表情で「ボランティア7つ道具」を受け取り、緊張と共にワクワクした様子で法被に袖を通しました。担当したのは、主に「エコステーション」「抽選会場」「ミニSL乗り場」の3ヶ所です。会場内清掃とゴミの分別補助を行うエコステーションでは、「ペットボトルはこちらです」「分別のご協力ありがとうございます!」など声をかけながら、笑顔で対応していました。

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抽選で景品と交換できるスタンプラリーの抽選会場では、「おめでとうございます」と鐘を鳴らして景品を渡し、元気な声が飛び交う活気ある場所を作り上げていました。親子連れで行列ができる大人気のミニSL乗り場では、安全に誘導し、SLに乗った子どもたちとハイタッチをするなど、自分たちも一緒に楽しみながら笑顔で活動していました。

普段経験したことのない役割の中で、自分にできることを探し、楽しみながら懸命に励む姿は印象的でした。朝から立ちっぱなしのため午後には疲れが出てくる頃ですが、疲れた顔も見せずに最後まで笑顔でお祭りを盛り上げました。8時30分から16時30分まで長時間に渡って頑張った生徒たち。「疲れたけれど楽しかった」「来年もやりたい」と充実感に満ちた表情で一日を終えました。

抽選会場での景品交換。参加賞のティッシュも心を込めて渡します
抽選会場での景品交換。参加賞のティッシュも心を込めて渡します
抽選会場は子どもたちにも大人気。優しい笑顔で対応します
抽選会場は子どもたちにも大人気。優しい笑顔で対応します

エコステーションでも元気に分別作業。周辺の清掃も頑張りました
エコステーションでも元気に分別作業。周辺の清掃も頑張りました
会場マップやスタンプラリーの台紙にもなっているパンフレット。笑顔で配布します
会場マップやスタンプラリーの台紙にもなっているパンフレット。笑顔で配布します

ミニSL乗り場では子どもたちとハイタッチ。疲れも吹き飛びます
ミニSL乗り場では子どもたちとハイタッチ。疲れも吹き飛びます

事後学習

お祭り終了後のお疲れ様会では、他校の生徒や企業からのボランティアの方々と互いの頑張りを讃え合い、ボランティアリーダーの方からは称賛の言葉をいただきました。また、感想や頑張ったことなどをシートに記入し、ボランティアを通して得たことを振り返りました。

所感 ・ 振り返り

長時間の活動のため体力面で心配な点もありましたが、全員が最後まで笑顔を絶やすことなく取り組むことができました。初めてのことで不安を抱えていた生徒もいましたが、「やってみたら楽しくできた」と振り返っており、他者貢献と達成感の喜びを掴んだ貴重な経験となりました。生徒たちが安心して当日のボランティアに臨むことができたのは、実行委員やボランティアの方々が親切に対応してくださったことが大きかったと思います。ありがとうございました。

協力者 ・ 生徒の声

<協力者の声>

この度は、青葉区民まつりに、たくさんの生徒の皆様のご協力・ご参加をいただきまして、誠にありがとうございました。

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第一学院の皆様は、運営スタッフのモットーである「笑顔が最高のおもてなし」を実践され、笑顔を絶やさずに来場者を明るく出迎え、最後まで一生懸命、まつり運営に携わっていただきました。

おかげさまで、来場者から「ボランティアスタッフの明るい応対に好感が持てました。」といったアンケートを多数頂戴しました。

青葉区民まつりという地域の舞台をきっかけに、これからも生徒の皆様が、多方面でご活躍されることをお祈りしています。

今後とも、様々な形で「コミュニティ共育」の一助になれれば幸いです。

最後になりますが、生徒の皆様及び先生方に心から感謝申し上げます。

 

青葉区民まつり実行委員の方々より


<生徒の声 / 佐藤 怜さん>

<その他の生徒の声>

・大きな祭りのボランティアは初めてだったので不安が多かったが、やっていくにつれて不安が解消され、とても楽しく終えることができた。

・運営を手伝うのは初めてでした。いつもとは逆の立場でお祭りを楽しむことができました。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(仙台キャンパス) 1~3年次生

男子10名、女子5名