北海道電力の変電所を訪問しました。(北海道・高校生)



北海道電力の変電所にて職場観察を行いました。普段自分たちが当たり前のように使っている電気がどのように発電・変電されて各家庭に送られるのかを学び、そこで働いている方々との交流を通じて将来の働く自分をイメージしました。

 

職場観察実施日:2013/9/18

計画・進捗

職場観察の趣旨にご賛同くださった保護者のおかげで、今回北海道電力の変電所を訪問することができました。北海道電力は「ほくでん」とも呼ばれ、北海道に住んでいる私たちにはとても馴染みがあり、日々の暮らしを支えてくれている大きな存在です。今回の職場観察では、普段何気なく使っている電気はどのような人たちが関わって自分たちの元に届いているのか、また、そこで働いている人たちの想いを聞くことで仕事のやりがいを知ることを目的とし、計画を立てました。

事前打合せ ・ 事前学習

9月18日午前中、ワークシートを使用して事前学習を行いました。職場観察でどのような点に着目したいのかお互いに意見交換をし、目的を確認しました。「ほくでんの職員の方々の福利厚生が気になる」、「実際の仕事のスケジュールはどんなものなのか」などの声が聞かれ、それぞれ着目するところが違うことが分かったようです。

当日の様子

9月18日、北海道電力の変電所を訪問。普段見ることができない系統制御所にも入れていただき、変電所から各地域へどのようなルートで送られているのかを学習しました。「ここで変電された電気が自分の地域にも送られているんだ」と驚いている生徒もいました。その後、生徒たちは「ほくでん」と記されているヘルメットを着用し、外の施設へ。主要変圧器や配電盤などの設備も見学しました。最後には、職員の方々にインタビューを行いました。仕事内容や働く上で必要だと思うことなどをお話いただきました。

普段なかなか見ることのできない配電盤を見せていただきました。
普段なかなか見ることのできない配電盤を見せていただきました。
系統制御所にてどのようにコントロールしているのか仕組みを教えていただきました。
系統制御所にてどのようにコントロールしているのか仕組みを教えていただきました。

もちろん自分の住んでいる地域にも電気が送られています。変電所を身近に感じることができました。
もちろん自分の住んでいる地域にも電気が送られています。変電所を身近に感じることができました。
大きなアンテナに驚きました。
大きなアンテナに驚きました。

最後にはインタビューを行わせていただきました。
最後にはインタビューを行わせていただきました。

事後学習

9月19日の事後学習では、自分たちの学んだことや感想をディスカッションしました。「働く上でコミュニケーション力が一番大事という答えが印象に残った」などの声があがっていました。また、普段自分たちが何気なく使っている電気が、変電所を経て供給されていることを知らなかった生徒も多く、視野が広がったという声も聞かれました。その後、ディスカッションでの気付きを踏まえ、感想をワークシートにまとめました。

所感 ・ 振り返り

自分たちの暮らしに身近な電気の供給とそれに携わる方々の仕事を知ることができました。今回参加したことによって、暮らしに身近なものに携わる仕事をしてみたいと話す生徒もいました。自分たちの暮らしを支えてくれている人たちがたくさんいることに気づけた職場観察になりました。

生徒の声

自分の暮らしに身近な職場を見学することができ、とても充実した時間となりました。電気は当たり前のものではなく、北海道の電気は「ほくでん」の皆様によって支えられていることを実感しました。

協力先名・URL

北海道電力株式会社

http://www.hepco.co.jp/

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(札幌キャンパス) 2・3年次生

男子4名、女子2名