中山道祭りに参加しました。(埼玉県・高校生)


中山道祭りでは毎年8月、武蔵一ノ宮 氷川神社の神事の後、各自治会が御神輿を担いで2日間大宮の街を練り歩きます。毎年、大宮駅の東口と西口の両方に大勢の人が集まり、駅周辺は大変な盛り上がりを見せます。今回、御神輿担ぎのボランティアとして、第一学院高等学校 埼玉キャンパスの生徒が参加しました。

 

ボランティア実施日:2013年8月1日

計画進捗

5月頃、観光協会に連絡し、中山道祭りへの参加を相談したところ、下町自治会を紹介してもらいました。急な話で厳しいのではと思っていましたが、下町自治会より生徒の参加を認めていただきました。

事前打合せ ・ 事前学習

自治会との打ち合わせには職員と生徒で行きました。生徒たちは初めての参加で不安があるようでしたが、自治会の方々が気さくに声を掛けてくださって、安心した表情へと変わっていきました。下町の半纏を着て御神輿を担ぐ格好をすると、本番への意欲が湧いてきたようです。

当日の様子

8月1日午前8時、御神輿前に集合しました。真夏の日差しが暑く、その上、神輿はかなりの重さなので、体格のいい大人でも交代で担ぐほどです。女子生徒が体調を崩さないか心配をしていましたが、自治会の方々がよく面倒を見てくださったおかげで、みんな元気に神輿を担ぐことができました。また、初対面の大人の方に緊張するかと思われましたが、皆さんとても優しく親切で、すぐに打ち解けることができたようです。

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生徒の不安は完全に無くなっていました。2日目の8月2日は、校舎の前の旧中山道で御神輿のパレードがあり、職員・生徒ともに見学をしました。

神社から神輿がスタートしました。
神社から神輿がスタートしました。
夏の暑さにめげずに「わっしょい」。みんなで協力して担ぎます。
夏の暑さにめげずに「わっしょい」。みんなで協力して担ぎます。

事後学習

参加した生徒から、「初めてのことで不安も大きかったが、自治会の方たちが親切に接してくれて楽しむことができました」、「暑さで途中あきらめそうになったけれど、周りの方が優しくしてくれたので最後まで頑張ることができました」、「神輿は意外と重くて大変だった。それをみんなの力で担ぐことで達成感を得ることができました」などの声が聞かれました。

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大変な思いをした分、生徒にとって得るものも大きかったようです。地域の方々とコミュニケーションを取ることができ、自治会の方から今後もこのようなイベントに参加してほしいとおっしゃっていただきました。

所感 ・ 振り返り

中山道祭りへの参加は、生徒の地域貢献への意欲を促進させるものと感じ、今後も引き続き行っていきたいと思います。来年はもっと多くの生徒を参加させ、達成することの喜びを味わってもらいたいと考えています。

協力先名

中山道祭り 下町自治会

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(埼玉キャンパス)

男子1名、女子3名、引率2名