★動画あり★ 国際情報工科大学校(WIZ)の見学・体験学習(福島県・高校生)



進路選択の材料として、工業系の仕事や学習にはどんな種類・内容があるのか、実際に専門学校に足を運び、見学・体験をさせていただきました。たとえば整備士の仕事一つをとっても資格がいくつもあり、それを使った仕事も様々だということを今回の体験を通して学ばせていただきました。

 

職場観察実施日:2013/9/11

計画・進捗

生徒たちに、様々な仕事がある、またその中身も多種多様だということを知ってほしいと考え、市内にある国際情報工科大学校(WIZ)に見学・体験を依頼したところ、快諾を頂きました。漠然と「車をいじる仕事がしたい」、「パソコンをいじる仕事がしたい」と希望は出ても、それが具体的に何をするのか、高校生にはつかみにくいものです。漠然とした進路を、より現実にするために、実際に車やパソコンの勉強ができる場を見学してみようというのが目的でした。

事前打合せ ・ 事前学習

質問項目のまとめから
質問項目のまとめから

9月11日(水)13:05より、事前に国際情報工科大学校(WIZ)がどんな学校なのか、概要と伺った際の質問事項をまとめました。また、ただの体験・見学で終わらず、その後の感想やお礼状を書くなど、見学後にやるべきことの流れも確認しました。


当日の様子

9月11日(水)14:00より、担当の方から学校のコースや学習内容などについて説明を受けた後、実際に学生が使う車体のアップリフトなどを操作させてもらいました。普段は見ることのできない車体の下側を観察したり、車体を触っている学生の様子を眺めたりして、整備士を目指す具体的な作業様子を学びました。

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また自動車以外にも、CAD学習の教室、建築士の資格試験の問題や学習の様子、授業で作られた模型の見学、ゲーム作成の様子など、さまざまな分野の学習の様子を見学させてもらいました。「F1カーに乗れてよかった」「整備士免許のことが詳しく知れてよかった」「建築士の試験が難しくてびっくりした」「もっとゲームの勉強の様子を知りたかった」など、参加してよかったという声や、もっと積極的に知りたい学びたいという声が非常に多く出ました。

車体の下を観察
車体の下を観察
アップリフトを体験
アップリフトを体験

建築士の試験問題
建築士の試験問題

事後学習

9月11日(水)16:10より、体験学習後の感想と学校に対してのお礼状を宿題として出しました。「普段見られない車の下や、カスタムカーに乗れたのが印象的だった」

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「自動車整備士にも級があることをはじめて知った」「F1のFはフォーミュラーのFというのをはじめて知った」など、車に関する発見が多かったことに、生徒は喜んでいたようでした。書き慣れないお礼状も、お手本を見ながらなんとか形にしており、手紙の書き方もここで学んでいました。


所感 ・ 振り返り

体験学習に生徒も興奮気味で、予定時間を越えての実施となりました。生徒が積極的に取り組む姿勢に「こんな表情をするんだ」「こんなに関心があったのか」と気づかされることがたくさんありました。もっと、体験や見学したかったという声も聞かれ、時間をもっと取れればよかったと思いました。また、慣れないお礼状記入も、実際にチャレンジしてみることで、学びの機会になったのではないかと思いました。

協力者 ・ 生徒の声

<協力者の声>

・生徒が熱心でよかったです。時間がオーバーしてしまってすみませんでした。

 

<生徒の声>

・フォーミュラーカーに乗れてよかった。

・自動車整備士の級があることをはじめて知った。

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(郡山キャンパス) 1~3年次生

男子11名、女子3名