ボランティア清掃を通し、「他者貢献」を実感する(宮城県・高校生)



国土交通省と協定を結び、国道を清掃するボランティアサポートプログラムに加盟して、継続的に活動しています。毎月、校舎前の国道に加え、周辺道路や地元商店街も含めたエリアを清掃しています。清掃を通してボランティア精神や他者貢献について学ぶと共に、感謝される喜びを実感できる機会として浸透しています。

 

ボランティア実施日:2013/10/25

 

 

計画・進捗

事前に校内にて告知すると共に、国土交通省にも申請します。平均して10名ほどの参加希望があり、毎回参加してくれる生徒から初めて参加生徒するまで様々です。学年を越えて一体となって取り組める活動として、ボランティア清掃は継続的に実施されています。

事前打合せ ・ 事前学習

10月4日(金)~10月25日(金): 毎朝のショートホームルーム、学年ごとのロングホームルームで告知。

当日の様子

10月25日(金)14:00、教室に集合し、各自で清掃箇所を確認。今回は7名と参加人数が少なかったのですが、全員経験者であったためすぐに各清掃箇所で活動開始。黙々と清掃に取り組む中で、地域の方々より「ありがとう」や「ご苦労さん」と声を掛けられ、表情が一層明るくなる場面も見られました。1時間程の活動でしたが、自分の行動が周辺道路や地元商店街の美化に貢献していることを肌で感じる時間となりました。

学校前のメイン道路を清掃。
学校前のメイン道路を清掃。
きれいな道路は気持ちの良い登校につながります。
きれいな道路は気持ちの良い登校につながります。

植え込みの中も丁寧に掃除します。
植え込みの中も丁寧に掃除します。
小さなゴミも見逃しません。
小さなゴミも見逃しません。

事後学習

清掃後は教室に戻り、集めたゴミの量を確認。生徒からは「量が少なかったので拾い甲斐はなかったが、ゴミが少ないこと自体は素晴らしいこと」「地域のポイ捨てに対する意識が高い」「もしかするとゴミが少ないのは定期的に誰かが清掃してくれているのかも」などの声が聞かれました。参加した生徒のゴミへの関心やボランティア精神の高まりを互いに感じ合える事後学習となりました。

所感 ・ 振り返り

定期的に行っているボランティア清掃のため、参加生徒は目的を十分に理解した上で参加することができていました。この活動が「自分ができる身近なボランティア」を考える良いきっかけになっています。また、誰でも気軽に参加できる活動であるため、新入生の友人作りとしても絶好の機会となっています。

主催団体・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(仙台キャンパス) 1~3年次生

男子4名、女子3名