国道4号線と国道沿い地下道清掃活動(福島県・高校生)



これまでも校舎近隣の地域清掃活動をしていたが、あらためてゴミのポイ捨ての多さに気づき、何か地域や社会の役に立てることはないかと考えた。身近な社会貢献活動として、国土交通省 郡山国道事務所と連携し、校舎の前にある国道4号線の清掃活動をすることになった。

 

ボランティア実施日:2013/10/4

 

計画・進捗

身近な社会貢献について考えるだけでなく、実際に行動してみようということで地域清掃活動を実施。これまでも定期的に近隣清掃を行ってきたが、今回は国土交通省 郡山国道事務所に連絡し、何かお役に立てることがないか伺ったところ、定期的に国道と地下道清掃をしていただけるとありがたいというお話をいただき、10月4日13:05より清掃活動を行った。

事前打合せ ・ 事前学習

9月9日15:30より、国土交通省 郡山国道事務所のご担当者と地域清掃活動について打ち合わせを行う。これまでは、校舎近隣の県道、国道周辺と商店街を中心に地域清掃活動を行っており、今回は国道事務所にアポイントメントを取り、清掃が必要な場所について伺った。校舎近くの地下道二箇所の清掃と、冬場に国道の除雪剤散布などの協力依頼をいただいた。

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今後の活動内容についてご提案をいただき、早速、10月から地下道清掃に取り組むことになった。

当日の様子

10月4日13:05、教室に20名の有志が集合。軍手を持参してくれた生徒もたくさんおり、気合いは十分の様子。さっそく二手に分かれ、二つの地下道と国道沿いの歩道の清掃に取り組む。生徒は地下道までの道のりも、タバコの吸殻や空き缶等を見逃さず、小さなゴミもしっかり拾い上げて現地に到着。

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そこから地下道の清掃活動に入る。枯れ葉やタバコの吸殻、空き缶、自転車の鍵のようなものまでたくさんあり、植え込みのところに埋もれていたビニール袋なども丁寧に拾う。こんなにたくさん小さなものから大きなものまで様々なゴミが何の気なく捨てられているのかと驚き、改めてマナーの大切さに気づかされる。

地下道のゴミ拾いを開始。
地下道のゴミ拾いを開始。
いろんな種類のゴミがあることに驚きます。
いろんな種類のゴミがあることに驚きます。

国道沿いも大きなゴミがたくさんあります。
国道沿いも大きなゴミがたくさんあります。
小さなゴミも見逃しません。
小さなゴミも見逃しません。

事後学習

こんなにたくさんゴミを拾いました。達成感でこの笑顔です。
こんなにたくさんゴミを拾いました。達成感でこの笑顔です。

地域清掃終了後、教室に戻り、参加者全員で振り返りを行った。集まったゴミの多さに改めて驚いたようだ。今後も継続して清掃活動を行うことを確認した。


所感 ・ 振り返り

今年度、生徒の目標の一つに「他者貢献」があったが、具体的に何が人の役に立つのか、また何をしたらいいのか、行動に移したいけれどわからないという生徒も多く、身近なことから始めてみようということで地域清掃活動を行った。

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今回、国土交通省 郡山国道事務所が全面的に支援してくださることになり、あらためて、身近でできる清掃が誰かの役に立っていることを実感できる機会となった。生徒たちは清掃活動を通して、マナーや公衆道徳の大切さを感じ、ゴミをたくさん拾った達成感を得ることができ、とても有意義な体験となった。

協力者 ・ 生徒の声

<協力者の声>

みなさん、熱心にがんばってくれる姿を見て、また継続的にお願いしていきたいです。

 

<生徒の声>

ゴミの多さにあらためて驚いたが、達成感があった。また続けていきたいです。

協力先名・URL

国土交通省 東北地方整備局 郡山国道事務所

http://www.thr.mlit.go.jp/koriyama/

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(郡山キャンパス) 1~3年次生

男子14名、女子6名