こおりやま若者サポートステーションの方が社会人ライブトークを実施(福島県・高校生)



高校生は、その後の人生を決めるといっても過言ではないくらい大切な進路選択をする時期でもある。何をポイントに進路を決めたらいいのか、実際に社会で活躍している方々にお話いただき、これからの進路選択の参考にさせていただきました。

 

しごと講話:2013/9/18

計画・進捗

1・2年生を対象に、これから進路選択をする上でポイントになることを考える機会を作りたいと考えました。若者の就職支援をしている機関の方々が快諾してくださり、9月18日にしごと講話を実施することになりました。

事前打合せ ・ 事前学習

9月11日15:30より、こおりやま若者サポートステーションの方々と打ち合わせを行いました。生徒が進路選択をする上で何を悩み、何を大切に考えるのか、またこの時期に知りたいことは何かを検討しました。事前資料として、講師の方のプロフィールを準備していただきました。

当日の様子

9月18日13:05より、「社会人ライブトーク」を実施。第1部は、佐藤詩織さん、小林直輝さんのお二人に、高校時代にどのような学生生活を送り、進路選択をする上で何に迷い、何に重きをおいたのかなどをお話していただきました。また、社会人として働き始めてから現在に至るまで、どのような職を経験し、そこで何を学び何に気づいたかという体験談を伺いました。

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お二人に共通していたのは、「好きなこと、続けられることを進路として選ぶこと」「自分の人生だから後悔のないようにすること」ということでした。生徒たちはみな熱心にメモを取りながら話を聞いていました。

第2部では、第1部を受けて生徒から回収したメモをもとに、インタビュアーが講師に質問をしました。「なぜ、最初の仕事をやめたのですか」「一番長く続いた仕事は何ですか」「学生時代に学んだことで社会人になって役に立っていることはありますか」などたくさんの質問をさせていただきました。

こおりやま若者サポートステーションの講師の方が自己紹介
こおりやま若者サポートステーションの講師の方が自己紹介
高校時代の進路選択における悩みをお話してくれました
高校時代の進路選択における悩みをお話してくれました

様々な職種を経験して学んだことは?
様々な職種を経験して学んだことは?
インタビュー形式で、生徒からの質問に答える講師のお二人
インタビュー形式で、生徒からの質問に答える講師のお二人

事後学習

一生懸命感想を書きました
一生懸命感想を書きました

9月18日のしごと講話終了後、アンケートと感想を記入しました。生徒からは次のような感想が寄せられました。

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・お二人のお話を聞いて、自分の進路に対する価値観が少し変わりました。自分の進路についてもう一度考え直してみたいと思いました。

・たとえ周囲に反対されても自分の考えを大事にしたいです。

・参考になりました。メモをとった紙はこれから何度も読み返したいと思います。


所感 ・ 振り返り

授業や面談を通して進路について話をする機会がありますが、まだ漠然とした目標しか決まっていない生徒も多く、今回のしごと講話は非常によい機会になりました。特に、お二人が強く言っていたのは、「自分が好きなこと、続けられることをしたほうがよい」ということ。

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働く時間は長いので、給与よりもやりたいことを選んだほうが良いともおっしゃっていました。小中高生の時に思っていたことや経験、培われた価値観を大切にしてほしいという言葉が心に響いた講話でした。

協力者 ・ 生徒の声

<協力者の声>

・まとめやポイントを話している時にメモを取ったり、真剣な様子で話を聞いてくださったりして、とても感心しました。

・質問内容も的確で普段から進路を気に掛けている様子が窺えました。

 

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<生徒の声>

進路は自分で決めることが大事だと改めてわかりました。やりがいや自分のやりたいことが見つけられれば進路も決まりやすいのだと思います。私も職業を選ぶ時は続けられるのかどうか、しっかり考えたいです。

協力先名・URL

こおりやま若者サポートステーション

http://www.ko-riyamasapo.org/

実施校・参加者

私立 第一学院高等学校 高萩校(郡山キャンパス) 1・2年次生

男子5名、女子9名